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2015年07月10日

競合店の『ウリ』を裏返して自社の『ウリ』にする

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日はこれから山梨県の南アルプス市雇用創造協議会様主催のWebビジネス活用セミナー講師です。
3年連続のご用命、感謝の気持ちで臨みます。

山梨でお目にかかる皆様は、一様に「コツコツやる」タイプの方が多いような気がしています。
とても着実に、確実に歩みを進めるタイプです。

フルーツ王国として名高い山梨県、最近では甲州ワインを世界に発信する取り組みが目立っていますね。
他にも、宝飾品の加工技術についてもすでに世界一と言われています。
印章彫刻や桑茶など地場産業も魅力的です。
私はコツコツ頑張るかたが好きですし、そういう方こそ応援したいと思っています。

さて今日は、

「競合店の『ウリ』を裏返して自社の『ウリ』にする」

というブログです。

選ばれるお店になるためのひとつの考え方として『差別化を図る』というのは、言わずもがなの方法です。意識するかしないかは別として、『他店との差別化』は商売人であれば必ず考えているはずです。

さてそのときに(他店との差別化を考えるときに)、競合店の『ウリ』を、そのまま裏返して自社のウリにならないかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

あくまで「例えば」の話ですが、

・好きな先生の予約ができる英会話スクール
・マンツーマンレッスン専門

ということをウリにしている競合英会話スクールがあるとします(現実的には英会話スクールでも自動車教習所でも好きな先生の予約ができることは既に当たり前なことなので「ウリ」にはなりませんが、話を分かりやすくするために、このような例えにします)。

好きな先生の予約ができるということは、当然に「授業の時間がキッチリと決まっている」ことを意味します。またマンツーマンレッスンでは「他の生徒の様子が分からない」ということを意味します。

これを裏返すと、

・個人経営だからレッスン時間は臨機応変にご対応。レッスン後のフリータイムで他の生徒さんとおしゃべりでき、留学やホームステイ、外国の方との遠距離恋愛などの情報交換もできます

などのウリが浮かんでくるわけです(あくまで「例えば」の話ですが)。

つまり差別化を考えるときには、「競合店が特に強調している点」を「裏返してみる」、ということを意識すると良いのでは、ということをご提案したかったのです。

ウリを考えること自体、ひとつの訓練ですから、頭の体操と思って考えてみるのはいかがでしょうか。

今日は「競合店の『ウリ』を裏返して自社の『ウリ』にする」というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
posted by わかりやすいコンサルタント at 10:39| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月01日

恵方巻の本質とは?

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

最近は、中小企業診断士の先生とご一緒にお仕事する機会が目立ってきています。
ご存知の通り中小企業診断士の先生は「経営」のプロで、経営コンサルタントの唯一の国の資格です。
中小企業診断士の先生が中小企業様にコンサルティングし、その際に「ホームページの改善」というテーマになった時に、永友が呼ばれるような感じです。
私自身は中小企業診断士の資格がないので、ある意味で中小企業診断士の先生も私に対して気兼ねも気負いも遠慮も必要ないので、自然とご用命いただくことが多いようです。
逆に、私の方から中小企業診断士の先生や、ITコーディネーターの先生をご紹介することもあります。もちろんホームページ制作会社様、デザイン会社様もご紹介します。

さて今日は「恵方巻の本質とは?」というブログです。

先日、近所のスーパーに恵方巻(えほうまき)のチラシが置いてありました。
2月の節分に、ある方角に向かって、誰とも話さずに、しかるべき巻き寿司をかぶりつくと幸運が訪れる…というものです。

数年前に登場(というか私自身が初めて認識)したときから、

「バレンタインデーのように、商業者がプロモーションのために考え出したものだな」

という感じがアリアリだったので、消費者の立場ではすごく冷めた目で見ていました。

しかし最近では、
「どこかの神社で祈祷していただいた海苔を使用した恵方巻」
「入手困難な本鮪を使用した恵方巻」
「史上最高に歯切れが良い恵方巻」
「揚げ物が入った恵方巻」
「恵方巻というか、通常のロールケーキだろそれは!!」
という感じの恵方巻が数々登場し、もはや企画者の意地のぶつけ合いの様相を呈していて、逆に楽しめる心境になってきました。

しかし、消費者の立場では買おうという気は一切起こらず、依然として冷めた態度で過ごしています。

そんななか、家人がその恵方巻のチラシをしげしげと眺め、

「今年はどの恵方巻にしようか」

などと検討を始めてしまいました。

私「恵方巻なんて、買わなくていいよ」
家人「なんで。せっかくの機会なんだから」
私「踊らされているだけだよ」
家人「幸せになるよ」
私「幸せと恵方巻は全く関係ないから」
家人「妖怪ウォッチ恵方巻が良いかな」
私「だから要らないってば」

このような平行線をたどっていると、家人から本質を突いた発言が飛び出しました。

家人「だって、恵方巻買うと、楽なんだもん」

はい。これが恵方巻の本質です。

恵方巻という機会に乗じて、食事作りを一度パスできるのです。
持ち帰り寿司と同じように、調理から片付けまでの家事をしなくて済む。
口には出さずとも、あるいは表面上そう思わなくても、これが恵方巻が流行る本質的な理由だと思います。「ラクできる」というのは、消費者にとってものすごく大きいベネフィットですよね。

もっとも、恵方巻オンリーで食事(その多くは夕食になると予想されますが)を済ます訳ではないでしょうが、特に我が家のような共働き世帯は、用意するおかず類の品目を減らせることは間違いないですし、確かに大きな魅力です。

私は家人の一言で、恵方巻を買うことを決意しました。
「史上最高に歯切れが良い恵方巻」にしようか、あるいは妖怪ウォッチ恵方巻にするつもりです。

今日は「恵方巻の本質とは?」というブログ記事でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

posted by わかりやすいコンサルタント at 14:48| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月12日

カゴメ「野菜生活100」は、なぜ、わざわざ「ジューサー」をプレゼントするのか?

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
今日は横浜市の中小企業様でホームページコンサルティングをさせて頂きました。
やはり「想い」がある事業所様は、応援したいですね。今日も楽しいコンサルティングセッションでした。

さて今日は「マーケティングの発想」のカテゴリで

『カゴメ「野菜生活100」は、なぜ、わざわざ「ジューサー」をプレゼントするのか?』

というブログです。

つい先日、近所のスーパーで野菜ジュースを買いました。
子供に飲ませようかな…という、特別に深い意味のある購買行動ではありませんでした。

帰宅してキャップをあけてジュースを注いでから気づいたのですが、
『「みんなでつくろう! My野菜生活!」キャンペーン』
というのを実施しているようでした。
合計3000名に、ジューサーなどが当たるキャンペーンです。

野菜生活

「え?なぜ『野菜ジュース』が『自分で野菜ジュースを作れちゃう』キャンペーンを?」

と訝(いぶか)しく思ったのですが、すぐ解せました。

推測するに、これは

・「得なこと」を際立たせる取り組み(PR)

なんだろうと思います。

ジューサーが当選した3000名弱の消費者は、『ジューサーで野菜ジュースを作ってみる体験』をすることになります。

言いにくいことですが、その大部分は『面倒くさい…(面倒から逃れたい…)』という感想を抱くことでしょう。
「面倒から逃れたい」…これは欲求(ニーズ)になります。
※大きな声では言えませんが、私自身も以前大きなジューサー(ミキサー)を買って、いまはあまり登場していません。

翻(ひるがえ)って、『「野菜生活」はジュース作りを代行してくれる!!(キャップをあければ下ごしらえや片付け不要で、すぐに野菜ジュースが飲める!!)』というベネフィット(自分にとって得なこと)を強く実感することになるでしょう。

要するに、このキャンペーンは「景品を提供して顧客満足度を高める」取り組みではなく、

・「得なこと」を際立たせる取り組み(PR)
※言い換えれば、その商品の「価値」をさらに強く認知させる顧客体験の提供

なのでしょう。

『売り込まずに、「あなたにとって得になる」ことを伝える』ことが大事であることは、セミナーでもよくお話しする点です。
あなたの商品/サービスの「得なこと」を際立たせる取り組み、考えてみてはいかがでしょうか。

今日は『カゴメ「野菜生活100」は、なぜ、わざわざ「ジューサー」をプレゼントするのか?』というブログでした。
いつも最後までお読みいただき感謝いたします。
≫『売り込まずに、「あなたにとって得になる」ことを伝える』重要性については『ホームページの接客術セミナー』でお話ししています
posted by わかりやすいコンサルタント at 20:15| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月16日

店舗でマーケティング視点を養う

こんにちは。わかりやすいホームページコンサルティングを提供します、
永友一朗です。

3月の後半から4月の中旬まで、hpコンサルティングを実施する傍ら、
有意義な打ち合わせの機会が多くなっています。

やはり人に会ったり、打ち合わせをすると、どんどんアイデアが出て
連携やお仕事の話につながっていきます。
改めて、直接、人に会うって大事だなあと実感しています。

さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『店舗でマーケティング視点を養う』

というブログ記事です。

先日、ある業界で素晴らしい実績をあげていて、またIT活用にも
長けている経営者様と打ち合わせをする機会がありました。

打ち合わせの場所は色々候補があったのですが、小田急藤沢駅前の
ミスタードーナツ(「ミスド」ですね)で行いました。

「いやあ、ミスドの店舗に入るのは初めてです」

と、その経営者様が仰います。
おそらく、普段はSCなどのテナントに入っているミニマムなミスドを
お使いなのでしょう。

「このミスド藤沢店のドーナツの陳列、私はとても感心しているんです。
というのは、同じドーナツが2回、陳列されているんです」

「例えばこの『ダブルチョコレート』、入口近くのここにもありますし、
列を進んだ中ほどにもありますね」

「例えば、あるドーナツが気になっても、そのままスルーする
場合がありますよね。で、あとでもう一度陳列されていると、じゃあ
やっぱり取ってみようかなという気にもなりますね」

「あるいは、あるドーナツの場所だけ混み合ってしまった場合、
『取りたいのに取れない』状況も出てくるでしょう。それに備えて
2ヶ所に同じドーナツを陳列しているんだと、私は思っています」

とお話ししました。
ちなみに、ミスド藤沢店では入口から一方通行に取って
進む方式になっています。

するとその経営者様は、

「なるほど。置く場所が多ければ、それだけ品ぞろえが
多そうにも見えますね」

と瞬時に仰いました。

初めて見る状況で、私の話を聞きながら、瞬時に別アイデアを出す
その経営者様に、思わず「さすが」と唸ってしまいました。


このミスドに限らず、街中の小売/サービス店舗には、その企業の
マーケティング視点で最適だと判断されたその「結晶」が溢れているわけです

つまり、店舗には必ずマーケティング要素、マーケティング的意図が
あるわけですね。

逆に言えば、

・なぜ、このような品ぞろえなのか?
・なぜ、このようなレイアウト/インテリアなのか?
・なぜ、このような接客トークになるのか?

などを考えていくことで、自店で取り入れ得るアイデアが
入手できると思うのです。

もちろん、表面的な「パクリ」では全く意味がありませんし、
場合によっては逆効果になるかもしれません。

あくまで「意図/ネライ」を考察するのが、無料で誰でもできる
マーケティングの訓練なのだと思います。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『店舗でマーケティング視点を養う』というブログ記事でした。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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posted by わかりやすいコンサルタント at 21:28| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

あなたのサービスは、どのタイミングで使えば良いのですか

こんにちは。わかりやすいホームページコンサルティングを提供します、
永友一朗です。

このブログ「わかりやすいホームページ相談 永友一朗公式ブログ
ですが、本記事で700記事目になります。
いつもお読みいただく皆さまに御礼申し上げます。
評論家的な一般論ではなく、具体的な「気づき」を提供できるような
内容を目指して運営しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『あなたのサービスは、どのタイミングで使えば良いのですか』

というブログ記事です。

自宅から徒歩2分の「ダイエー藤沢店」に足しげく通っていますが
最近のお気に入りはカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」です。
一般的な乳酸菌飲料に比べて、飲み口がスッキリしているのが
美味しいなと感じています。ちょっとしたジュース代わりに購入しています。

このカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」ですが、商品のキャッチは

【夜飲んで朝スッキリ】

というものです。

20130407.jpg

上手いキャッチコピーだと思います。というのは、

・どのタイミングで使えばよいか提示している
・ベネフィット(スッキリする=快腸になる)がハッキリしている

ので、つい手にとってしまうからです。

さて、企業のマーケティングの目的は、いうまでもなく「たくさん購入するように
仕向けること」です。
いくら商品/サービスがよくても、買っていただかないことには
何も始まりません。

その一環として、

・その商品/サービスは、どのタイミングで使えば良いのかを示す

ことは非常に重要なのではないかと、永友事務所では考えています。

「どのタイミングで使えば良いのかを示す」効用として、私は
次の3点を考えています。

1、習慣化を促すことができる

このカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」は、「夜」飲むことを提案しています。
夜は1日1回必ず訪れますから、極端に言えば毎日、消費体験が生まれるわけです。
しばらく続けると、人間は不思議なもので、飲まない日があると
なんとなく口寂しく、買わずにはいられなくなるのです。

他にも、

・衣替えのシーズンにご利用ください(クリーニング業)
・年末のカレンダーは○日前までにご注文ください(名入れグッズ販売業)

などと訴求していくと、毎年(毎回)、その時期になると
その商品/サービスを思い起こしてしまうわけですね。

2、専門性を訴えることができる(Web訴求の鉄則)

どのタイミングで使えば良いのかを示し、そのことを他社が
訴求していなければ、その時点でオンリーワンで且つナンバーワンに
なってしまいます。

・朝専用コーヒー(ターゲティング)
・夏専用チゲ鍋(逆張り)
・運動会で速く走るための靴

などです。

3、購入する動機を作ることができる

そして何より、どのタイミングで使えば良いのかを示す
最大のメリットは、「購入する動機を作ることができる」
ということだと思います。

これはよくソーシャルメディア活用系のセミナーでお話ししますが、
モノがあふれた現在、「購入する」という動機自体が
どんどん少なくなっているのではないでしょうか。

・その商品/サービスが良いのは分かった。でも、買う理由が
見当たらない

という状況です。

そこで、

・○○の時にご利用いただいています

などのタイミングを提示することで、そのタイミングでこそ
買おうという動機
が生まれてくるのです。

・腰が「おかしいな」と感じたら(接骨院等)
・記念日に(高級レストラン、旅館等)

などです。

逆に言えば、とても良い商品/サービスなのに売れない…
ということがあったら、

・どのタイミングで使えば良いのかを示す

ことを、考えてみてはいかがでしょうか。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『あなたのサービスは、どのタイミングで使えば良いのですか』
というブログ記事でした。

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posted by わかりやすいコンサルタント at 15:40| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

スタバのバナナに気づかされたこと

こんにちは。わかりやすいホームページコンサルティングを提供します、
永友一朗です。

最近は検索経由でのお仕事の打診が増えてきています。
もちろんFacebookやビジネスブログなどのソーシャルメディア
での引き合いもありますが、ソーシャルメディアでの引き合いは
結果的に「紹介」(どなたかのクチコミ)によって引き合いに
つながっている感じがします。

・永友の友達(Aさん)の友達(Bさん)からの引き合い
・永友事務所FBページのファン(Cさん)の友達(Dさん)からの引き合い

という感じですね。もちろんこれも嬉しいです。
また、ソーシャル経由では永友の考え方などに共感してくださる
状態での引き合いが多いので、長いお付き合いになりやすいです。

一方、「まったく新規」の問い合わせ/引き合いは、ほとんど検索エンジンからの
来訪によってもたらされます。
フェイスブックセミナーでお話ししている通りです(笑)

さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『スタバのバナナに気づかされたこと』

というブログ記事です。

スタバで、バナナが1本80円で売られています。

バナナが売られていることは1年くらい前から気づいていたのですが、
私は決して買うことはありませんでした。
なぜなら、毎朝自宅でバナナを食べるからです。

1本80円。スーパーや八百屋で売っている3倍近くの値段です。

そして、ボサノバなど小気味良い音楽が掛かる店内で、また香ばしいコーヒーの香りが漂う店内で、あるいはちょっとしたキッシュなどを頼むとナイフとフォークが供されることもあるスタバで、バナナの皮を剥いて「はむっ!」とするのがどうしても違和感があり、私自身には「あり得ないこと」として、レジ横のバナナを目が無視していたのです。

しかし今日、その80円バナナを買っている人を初めて目撃しました。

初老の男性が、紅茶とスコーンに合わせて、バナナをセレクトしたのです。

「うわ〜このひと、バナナ買っちゃったよ…」

そう思ったのですが、紅茶とスコーン、そしてバナナという組み合わせが
非常に美味しそうに思えてきました。

また、検索して色々調べたところ、

「朝のランニングの帰りに、スタバでラテとバナナを摂るのが好き」

とか

「小腹は空いたけど、甘いもの以外がよいときに重宝」

など、意外にも好感を持ってブログに書いたりする方が多いのに
気づきました。

つまり私自身は「あり得ないもの」として消費したことはなくても、
ある客層にとっては欠かせないアイテムになっているのです。

ここで重要なポイントが1つあると感じます。それは、

・「買ってくれるかな、くれないかも…」ではなく、自信を持って陳列する

ということです。

小売業さまのコンサルティングの現場で以前から耳にして
違和感を感じていたことのひとつに、

「いやあ、この○○の商品は、売れないだろうと思って店には出して
いないんですよ」

と、「陳列をしていない」商品が意外に多いということです。
客観的に見て、魅力的な商品であっても、です。

もちろん、店舗スペースに限りがある場合は、売れ筋商品を
優先的に陳列します。これは当然です。

が、店舗スペースに空きがある(まだ陳列し得るスペースがある)
のに、商品を陳列しないことは、単純な機会損失だけでなく

・お客様の「さらに豊かな消費生活」の可能性を奪っている

とも言えないでしょうか。

スタバのバナナは、レジ横という、視認性の高い、
ホットスポットに堂々と陳列されています。
私のような、毎朝バナナを食べるのでわざわざスタバでお金を出して
バナナを食べる必要性を見いだせない客は、追いかけなくて良いのです。

一方、

「あ、栄養がありそうだからスコーンに合わせてみよう」とか
「今朝、自宅で食べ忘れたので買ってみよう」など、必要を見出す
お客さんは居るものだと思います。

換言すれば、

・商品を陳列しておけばウォンツを喚起することはできても、
並べていなければ、それすらできない


と言えるかもしれません。

なお、Webにおいて商品陳列に向いた媒体は、「ビジネスブログ」ですよ。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『スタバのバナナに気づかされたこと』というブログ記事でした。

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posted by わかりやすいコンサルタント at 11:16| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月21日

「使いやすい」という価値

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

3月も下旬になり、25年度のセミナーについての打診が増えてきました。
昨年から目立ってきたのが、創業塾や経営革新塾等の連続セミナー
の中でWeb活用のコマだけ依頼を頂くケースです。

こういうケースでも、連続セミナーのコーディネーターとなっている
メイン講師(一般的には中小企業診断士の先生が行っています)
の講座方針を確認したり、またこれまで(私のコマの前)の講座では
どんな内容が触れられていたのかを、可能な限り把握/理解してから
お話をするようにしています。

さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『「使いやすい」という価値』

というブログ記事です。

私はダイエー藤沢店のすぐ近くに住んでいます。
ほぼ毎日、ダイエーで買い物をしていますが、木曜日は
「特別に少し安い日」(木曜モックンのモックンデー)になっていて
先ほども覗いてきました。

入口を入って、すぐ目に入るのが柑橘コーナーです。
しばらく物色しましたが、「美生柑」という、あまり聞き慣れない
柑橘類があったので、手に取りました。

20130321.JPG

「美生柑」(みしょうかん)は河内晩柑とも呼ばれるミカン類だそうです。

私は初めて見たこの「美生柑」を、初めて買うことにしました。

・和製グレープフルーツとも呼ばれる
・まろやかな甘み
・ほどよい酸味
・果汁が多い
・苦味が少ない

様々なコピーが書かれていますが、私が購入に至った唯一の理由は

・「むきやすい」

というメリット訴求でした。

私は非常にストイックな人間でもなければ、とびきり怠惰な人間でも
ありません。
極めて標準的な消費者意識を持っていると自負していますが
そんな私が一番心惹かれたのは、「むきやすい」(=使いやすい)
という要素だったのです。

元々ずっと共働きですので、家事や育児は夫婦で分担して
やってきました。
すなわち、私も料理をするわけです。

そんな私には、「むきやすい」という便利さは、
とても魅力的なオファーなのです。

じつはこの「使いやすい」という価値については、
Web表現系のセミナーでも重点的にお話ししている部分です。
性能など基本的な価値での差別化が難しくなっている商品/サービスで
差別化が図れるポイントが、この「使いやすさ」という点だと
思うのです。

・あなたの商品やサービスは、「使いやすい」カタチになっていますか?
また、それをホームページに掲載していますか?

・お客様から「使いやすい」(便利だ)という声を頂きましたか?
また、それをホームページに掲載していますか?

・「使いやすさ」とは、「操作のわかりやすさ」と「利用難易度の低さ」
が合わさったもの。だとすれば、「初めてのかた」にとって「分かりやすい」
ことが価値になることを理解していますか?

こんなことを、時折考えてみてくださいね。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『「使いやすい」という価値』というブログ記事でした。

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2012年07月24日

手ぬぐい屋で「保冷剤」を売る理由

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日は相模原市の津久井にお邪魔してピッツアレストランさまの
Web活用コンサルティング、ホームページ改善コンサルティングを
させていただきます。
古くからお付き合いをさせていただいている事業所さま。
そして味もさることながら、雰囲気も素晴らしい、友人・知人に
紹介したくなるお店です。

さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『手ぬぐい屋で「保冷剤」を売る理由』

というブログ記事です。

先日、家人と鎌倉の小町通りと若宮大路を散策しました。
私は鎌倉市内の高校に通っていたので、高校時代から
折に触れて小町通り/若宮大路を歩いてきました。
お店の繁盛感や入れ替わりの激しさ、観光客の多さ、
業種の変遷など、見ていると非常に社会勉強になります。

中でも若宮大路にある「手ぬぐい」店は、

・「軽い(持ち帰りやすい)」「差し上げやすい」「和風」
などの点で鎌倉土産として適している
・かわいいデザインがたくさんあり、しかも新作も次々登場する
ので女性に好まれる
・店員さんの接客が丁寧

などの理由で、とても繁盛している店です。

私もこの店が好きで、季節感ある手ぬぐいを購入しては、
自宅にタペストリーとして飾っています。

先日も訪問したところ、いままで気付かなかったPOPを発見しました。
内容を見ると、「保冷剤」を売っているとのこと。

手ぬぐい店で保冷剤。いったい何故でしょうか?


20120724.jpg


夏に、鎌倉散策にお越しいただいた方はお分かりと思いますが
木々に囲まれた寺社仏閣ならいざ知らず、鎌倉の市街地には
「日陰」がとても少なく、それなりに厳しい暑さになります。

この手ぬぐい店では、保冷剤を手ぬぐいで包んで首などに
巻くことを提案しているのです。

繁盛店のやることは、さすがだなあと感心しました。

・外部環境(の変化。この場合、夏の市街地は非常に暑くなる)に対し、
自社商品を「どうやったら」「どういう場面なら」「どういう組み合わせなら」
売れるかを考えて実行する

店員さんが考えたのか、お客様がそうやっていて気付いたのかは
分かりませんが、自社商品が「『売れ得る』瞬間」を機敏に察知し
お客さまに提案する姿は、やはり、さすがだと感じます。

注染本染め手拭い専門店「拭う nugoo」さんのホームページはこちらです。
http://www.grap.co.jp/nugoo/
私も好きなお店です。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『手ぬぐい屋で「保冷剤」を売る理由』
というブログ記事でした。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

≫永友事務所セミナー予定一覧はこちらでご覧ください
http://www.8-8-8.jp/lecturer_schedule.html

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2012年05月11日

売るために「入れ物」を提供する

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『売るために「入れ物」を提供する』

というブログ記事です。

昨日も書いたのですが、私はお客様目線の工夫をご助言する立場として、
消費者たる自分自身の感覚を非常に大切にしています。

街中でも、自分が興味が湧いたPOPやキャッチコピー、売り方は
写真を撮ったりメモを残したりします。

と、格好付けて言っていますが、要するに「主夫だ」というわけです(笑)。

さて、下の写真は、我が家から最も近い大手スーパーの
お菓子売り場の様子です。

20120511.jpg

お菓子売り場、特に子供が買うようなオマケつきのお菓子の近くに
小さい買い物かごが置いてありますね。

これは『売るために「入れ物」を提供する』という、古典的な
販売促進手法です。

スタバ等のシアトル系カフェで一生懸命に「タンブラー」を売っていますね。

大型アミューズメントパークで、ポップコーン売り場に
キャラクター型の容器も売っていますね。

コピー機/複合機等のビジネスは、紙やトナーなどの消耗品を売って
長く儲ける仕組み、というのはご存知ですね。

これらも、『売るために「入れ物」を提供する』という、古典的な
手法に沿っているわけです。

「脳は空白を嫌う」など、心理学的アプローチでこれを説明する人もいますが、
要するに買い物かご(入れ物)を持った瞬間、それが空っぽだと
なんともバツが悪い気持がしますね。

理屈じゃないんです。

空っぽの入れ物があると、つい、中身を埋めたくなる。
このご自身の経験/感覚を大切に、販売促進に邁進していただきたいなと
思っています。

あなたの商売では、「入れ物」を売ることは出来ますか?

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『売るために「入れ物」を提供する』というブログ記事でした。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。


≫永友一朗プロフィール

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2012年05月10日

それは、誰用の商品ですか

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで

『それは、誰用の商品ですか』

というブログ記事です。

先日のゴールデンウィークですが、我が家は京都と伊豆に行きました。
車を持っていませんので、電車で行くことになります。
切符を買うこと、切符を無くさないように持つこと、車内では
うるさくしないこと、変わりゆく車窓からの風景を楽しむこと。
単純に電車で旅行する時も、子どもに色々と経験をさせることができるんだなあと
思っています(車がないヒガミのようですが・笑)。

伊豆高原の駅で撮った写真をご紹介します。

20120510.jpg

ここでご紹介したいのは、

・足湯タオル有ります

というPOPです。

さりげないようで、これは非常に上手いです。

・タオル置いています
・足湯タオル有ります

どちらが、売れるでしょうか?

補足すると、伊豆急・伊豆高原駅を下車すると、誰でも利用できる
「足湯」(足だけ浸かる温泉)施設が利用できます。

足湯ですから、当然に、足が濡れるわけです。
ハンカチやタオルを持参していれば事足りますが、持っていない人は、
足湯を楽しむ友人をしり目に、ほぞをかむことになります。

で、駅のコンビニのPOPが「足湯タオル有ります」なわけです。

ここで重要なことは、

・タオル置いています

ではなく

・足湯タオル有ります

と表現すること。つまりは「足湯をしたい、あなたへのタオルがあります
ということなのですね。

足湯をしたい人は、タオルに興味があるわけではありません。
あくまで足湯をしたいのです。

だから、「足湯、足湯…」と頭の中で連呼しながら、駅をウロウロ
するんですね。

そこで「タオル置いています」では、ワンテンポ遅いんです

あくまで足湯を楽しみたい人がタオルを欲するのが分かっているわけですから、

・足湯タオル有ります

この訴求が、正解なのです。

マーケティングって、理屈ではないんだと思います。
お客様の目線に立つ、つまりは消費者たる自分の嗅覚を大事にしていれば
そんなに難しいことではないんだと思います。

今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『それは、誰用の商品ですか』というブログ記事でした。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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posted by わかりやすいコンサルタント at 09:41| Comment(0) | マーケティングの発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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