このところ、よく雨が続きますね。
花粉も流れてくれればよいのですが…(^^)
今日は、画像でテキスト(文字)を記載する時の注意点について
書いてみます。
こういう仕事をしていますので、WEBはもちろん、紙媒体
(車内刷りや屋外のポスター類、雑誌、チラシ等)をよくチェックします。
すると、結構大手の企業でも、文字のメリハリが付いていない
デザインが多いことにびっくりします。
今回お伝えしたい「メリハリ」は、「地の色と文字の色」の
差を指します。
色味(色相)が近い場合、可読性が低くなる、すなわち
認識しづらい→理解しづらいとなり、メリットはありません。
#お金をかけて広告してメリットが無いということは、
損をしていることに他なりませんね。
また、視覚障害のある方にとっては大変見づらくなってしまいます。
たとえば、以下の画像は地と字の色相が近い例です。

読みづらく、また少々野暮ったい気もしますね。
この色相を維持したい(ピンク色のイメージを保持したい)場合は
メリハリを付けるしかありません。
一番シンプルなのは、文字に「境界線を付ける」ことです。
画像処理ソフトで行います。

だいぶ読みやすくなったのではないでしょうか?
またお好みで、「ドロップシャドウ」という機能で影をつけても
良いと思います。

※ドロップシャドウも、やりすぎは野暮ったくなります。
HP制作業者にホームページ制作を依頼した場合でも、画像の
文字の可読性が低いと感じたら、遠慮なく注文を付けましょう。