一昨日の「文字に境界線をつけてメリハリを出そう」という記事は、
当ブログの過去最高のアクセス数を記録しました。
アクセスもさることながら、反響(ご感想)も多く頂きました。
しかし意外なことに、主題の「文字のメリハリ」という部分ではなく(^^);
記事の最後、
「HP制作業者にホームページ制作を依頼した場合でも、画像の
文字の可読性が低いと感じたら、遠慮なく注文を付けましょう。」
という部分に対し、
「注文を付けるという意識が無かったのでびっくりした」
「追加料金になることが心配で(注文を)我慢をすることがある」
などというお声をいただいたのです。
しかしこれは、ごく一般的な中小零細事業者さまの、非常にあり得る
ご心配だと思います。
HP制作業者に、初めからオーダーして作ってもらうホームページは、
身の周りで例えると、「注文住宅」を建てるのと同じです。
・どんな暮らしをしたいのか(どんな目的を果たしたいのか)
・予算はいくらか
・材料のこだわり、デザインのこだわりはどんなものか
・どれくらいの人数で使うものか
・修繕は自分でできるようにしておくのか
・増改築は容易か(可変性は高いか)
・住み始める時期はいつか、それは確定的か
…などを、建築家や工務店側に伝え、作ってもらうわけですね。
しかしその過程で、HP制作の場合はなぜか、
・出来上がったもの(あるいはできる途中のもの)に
注文をつけては悪いと思う
・変に注文を付けると、追加料金になりそうで心配だ
などというコミュニケーションの無駄(ロス)が発生するのです。
こういうコミュニケーションロスは、先ほども書いたように、
ごく一般的な中小零細事業者さまの、非常にあり得る現象だと
思います。
しかし。
このロスをなくすことで、どれだけ質の高いHPに仕上がるか。
このロスをなくすことで、どれだけ目的に適ったHPに仕上がるか。
ひいては
このロスをなくすことで、どれだけWEBプロモーション効果が
高まるのか(分かりやすく言うと、「儲かるのか」)
と思うのです。
だから私は、特定の業者に依存しないコンサルタントとして、
・HP制作業者に対する「損をしない」依頼の仕方
・HP制作業者に対する「損をしない」工程管理の仕方
・HP制作業者に対する「損をしない」納品前確認の仕方
などを、特に強く、お伝えしていきたいと思っているのです。