ここ数日は、洋菓子ネットショップのWEBプロモーションの
コンサルティング、また来週実施するDM・チラシコンサルティングの
準備で忙しかったです。
さて、「迷惑メール法が強化されたと聞いたのに、全然、迷惑メールが
減らないなぁ」と思っていませんか?
私は現在、情報サイトの運営責任者(WEBマスターですね)も
仰せつかっており、自分のメールアドレスを開示していますので
週明けには1500通くらいの迷惑メールがきています。
昨年、特定電子メール法(いわゆる迷惑メール法)が改正(特定
電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律
として20年6月6日に公布)されたので、きれいさっぱりと
迷惑メールが無くなるのかと思っていたら、全然減らないんですね。
これは単純な抜け道があって、3条第1項第4号で、
「総務省令で定めるところにより自己の電子メールアドレスを
公表している団体又は個人(個人にあっては、営業を営む場合に
限る。)」
に対しては、メールを送信しても構わないことになっているのです。
つまり、ホームページ上にメールアドレスを開示している
企業には、やはり、迷惑メールが届くことになります。
「で、永友さん、どうしたらよいのでしょうか?」
とご質問をいただくことが多いのですが、
・事後的には、メールソフト等のフィルタで地道にフィルタリング
するしかない
という前提で、
・可能であれば「問い合わせフォーム」を使用し、メールアドレスが
直接、インターネット上に開示されるのを防ぐ。同時に、いままで
開示されていたメールアドレス(メールアカウント)は破棄する
ことをお薦めしています。
この「破棄する」という意味ですが、たとえば今まで
1234@aiueokakikukeko.com
というメールアドレスを開示していたとして、新たに問い合わせ
フォームを作った時に、同じ
1234@aiueokakikukeko.com
で受信をしたのでは、意味がないのです。
※1234@aiueokakikukeko.comというアドレスが生きていることが
名簿業者に知れ渡っているというイメージでとらえてください。
迷惑メールが来続けることになります。
そこで1234@aiueokakikukeko.comのメールアドレス(アカウント)は削除し、
新たに
5678@aiueokakikukeko.com
などの、新しいメールアドレス(アカウント)を作り、そこで
受発信をするのです。
メールアドレス(アカウント)の新設は、サーバを借りている方なら
容易だと思いますが、一般のプロバイダなどで複数のメールアドレス
(アカウント)を作るのが困難な場合は、gmailなどのフリーメールでも良いかもしれません。
問い合わせフォームの設置はHP制作業者に依頼すると数千円〜
数万円かかりますので、「フォームメーラー」などのサービスを
利用されてもよいでしょう。