また寒さが戻ってきましたね。
ダウンコートを洗濯してしまい…重ね着でしのいでいます(^^);
さて、今日は
「文字が多いページは読まれない」という勘違い
というテーマです。
WEBコンサルティングのときに、社長さまに「ページ内の文章量」
のことをお話しするときです。
検索エンジン対策(SEO)の観点などからも、「ページの中には
できるだけ文章を書いた方が良いですよ」とお話をすると、
「いや、文章が多いページは誰も読まないでしょ」
というお答えをする社長さまが意外に多いのです。
どうしてですか?と伺うと、「自分だったら読まないから」
と答えられます。
私はそんなときは決まって、次のように尋ねます。
「取引先から見積依頼書が来たら、読まないですか?」
「いや、読みますよ。もちろん。」
「なんで読むのですか?」
「なんでって、そりゃあ、取引していいのか、ウチなら受けられるのか、
相手の要求は何か、何したらよいか知りたいからでしょう」
「見積依頼書が、文字が多かったら、読みませんか?」
「読まないわけないですよ」
そうなんです。まったくの冷やかしならいざ知らず、
取引の可能性のあるお客様は、文章が長くても読むんです。
そして取引の真剣度が高いほど、隅から隅まで読むんです。
ホームページは、比較が容易なメディアです。真剣なお客様は、
あなたの会社のホームページだけ見るということはなく、
同業他社のHPも見比べます。
そんなとき…書いてあることが少ないと、自信が無いんじゃないか、
何か言えないことがあるんじゃないか、詳しい知識が無いんじゃないか
と疑われるのです。
だから、PRしたいことを、熱い思いや志を、そしてどんな目利きなのかを、
きっちりと言葉で伝えましょう。
ページ内に言葉(もちろんSEOの観点からターゲットとする
キーワードです)が多いことは、SEO的にも大変有効です。
もちろん、たくさんの文章を載せる場合には、
・適度に段落をつくる
・強調すべきところをしっかりはっきり強調し、全体の見た目を
平坦にしない
・冒頭に、概要を書く
・末尾に、まとめを書く
・Q&A方式にしたり、ストーリー仕立てにしたり、お客さまが
読みやすく理解しやすい体制にする
などのことを留意するとよいと思います。
あなたも、「文字が多いページは読まれない」と思っていませんか?