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2009年07月15日

パソコンの画面がワイドになったからと言って、ワイドにならないもの

こんばんは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

私は、
・ホームページを自社運営されている中小企業さま
・ホームページ制作業者との折衝/交渉で困っている方
を応援/ご支援する、完全中立のホームページコンサルタントです。

今日は、『SEOとホームページ運営実務』のカテゴリ、

『パソコンの画面がワイドになったからと言って、ワイドにならないもの』

というテーマです。

液晶モニタが安くなってきたのか、数年前のパソコンに比べて、
今のパソコンの画面(ディスプレイ)が、大きくなってきたと
思いませんか?

19インチとか、そのくらいのサイズは、ざらにありますね。

そういう、幅広の画面をお使いのホームページ運営者さまに
ありがちなのが、

・自分が使っているパソコン画面で見て最適になるように
1行の文字数を(長めに)決めてしまう


ということです。

気持はとてもよく分かります。

これからは、ワイドな画面だ。ワイドだから、1行の文字数が
多くても、きっちり表示される。
だから、自社ホームページの1行の文字数を多めにしてみよう。

これは、残念ながら間違いです

利用者は、1行の文字数が多いと、見るのが疲れてしまいます。

あなたもご自身の経験に照らし合わせてみると納得いただけると
思いますが、

・だいたい、1回も視線を動かさずに読めるのは、せいぜい10センチ。

・15センチくらいになると、1回視線を動かし、合計2ストローク位で
読む。

・それ以上の長さになると、2回視線を動かし、合計3ストローク位で
読む。

要するに、あまりに1行の言葉の量が多いと(1行が長いと)、
視線を送る動作が、とても疲れてくるのです。

そう言う意味で、ピクセル数でいうと600ピクセル位までが、1行の
言葉の長さとしては丁度よい
と思います。

パソコンの画面がワイドになったからと言って、読み手の視野が
ワイドになるわけではない
んですね。


--文責・ホームページコンサルタント永友事務所-------------
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posted by わかりやすいコンサルタント at 00:11| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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