今日は、『ネットショップ運営実務』のカテゴリ、
『季節に関係ない商材』
というテーマです。
先日、通信コンサルティング中のレストランさまと、
定期的に行っている対面コンサルティングを行ってきました。
私の通信コンサルティングはメールだけでなく電話もします。
やはり同時に双方向で情報をやり取りするほうが、はるかに
効率的です。
このレストランさまは藤沢市内の事業所さまですので、電話と
いうより、定期的に、対面コンサルティングを入れていただいて
います。
この飲食店様のネットショップについての相談助言で、先日の話題は
商材選びについてでした。
複数ある有望な商材の中で、
・日本では希少な商材
・作るのはとても手が込んでいるが、他の商材と比べると、準備が
しやすい(現場の負担がそれほど大きくない)
などの理由で、ある商材をメイン商材として打ち出そう、という
話になりました。
しかしこの飲食店様のご不安は、
・一般的にこの商材の需要は「夏」であること
つまり通年打ち出すのに、少々抵抗があるようでした。
私は、ご相談者さまがご不安で揺らいでいるときに、普段より
さらに(?)穏やかにお話するようにしています。
「たしかに、この商材と言えば『夏』ですが、おススメできる
『背景』がきちんとある商材であれば、通年売れますよ」
「冬でも、ストーブに当たりながら食べることもあるでしょう。
また、九州沖縄など暖かい地域から注文があるかもしれません。
ご自身の感覚だけで商材の季節を限定すると、モッタイナイ
かもしれませんね」
「さきほどお話しした『背景』、これが最も重要です。
・なぜ、この商材を広めたいのか?
・なぜ、この商材に惚れ込んでいるのか?
・なぜ、○○な方に、これを召し上がっていただきたいのか?」
・「こだわり」というが、その具体的な根拠は?
・この商材を開発するときのエピソードは?
・この商材は、どなたがどんなシチュエーションで召し上がると
ハッピーなのか?
これを、ネットショップのページや、それを補完するブログで
丁寧に訴求していくことで、きちんと理解してくださる方、
つまり最も召し上がっていただきたい方に、響いてくるものですよ」
「鵠沼の埜庵(※)では、冬でもかき氷を食べにくるお客様が
います。これは、この『背景』があり、それをじっくりとお客様に
訴求した結果なんですよ」
※「kohori-noan 埜庵」は藤沢の鵠沼(くげぬま)にあるかき氷
専門店。わたしも私の家族も、ここのかき氷の大ファンです
このレストランのMさまも、納得された表情で、
「通年の準備と、メイン訴求に適しているか、現場と社長の
意見も聞いて、採用していきたいです!」
と、明るい表情で仰っていました。
特にフード系ネットショップさま、冷たいものは夏しか売れないと
自分で限定していませんか?
この『商材の背景』のこと、じっくり考えてみてくださいね!
--文責・ホームページコンサルタント永友事務所-------------
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代表 永友 一朗
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