今日は、『HP制作業者との交渉(委託実務)』のカテゴリ、
『制作会社から「元データ」ってもらえるの?』
というテーマのブログです。
ホームページの制作業界では、図版やバナー画像などを
制作する場合は、「フォトショップ」「イラストレーター」
などの専用ソフトを使うことがほとんどです。
その時、制作中のファイル、または最終的にjpg画像などに
する前のデータ群などを、「元(もと)データ」と
呼びます。
では、ホームページ制作会社に依頼してHPを作ってもらった
ときには、納品時に「元データ」も納入してくれるのでしょうか?
普通は、もらえません。
これは意外に勘違いされやすい点なので、注意してくださいね。
「普通は」と書いたのは、営業施策上の観点から、要するに
良いお客さんだから元データも差し上げます、ということが
無いわけではないからです。
しかし普通は、以下の理由で「元データ」は納入してくれません。
1、当該データは、委託先/委託先が再委託した者などの
著作物であるから。
2、その図版を修正するときに、再度有償にて作業を請け負う
ことができるという期待から。
一般的なビジネスの観点からも、仕方のないことだと
思います。
「金を払っているんだから、元データも納入せよ!!」
これは、残念ながら(通常は)受け入れられない要求です。
繰り返しになりますが、ここのところを勘違いしている
経営者さまが多いので、気を付けておきましょうね!
--文責・ホームページコンサルタント永友事務所-------------
代表 永友 一朗
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