今日はユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善に関連し
『ホームページ群の「マルチエントランス」』
というブログです。
「マルチ」は「複数の」、「エントランス」は「入口」です。
私のご相談者さまでも、HPをはじめビジネスブログ、
ツイッター、商工会SHIFTのページなど、複数のWeb媒体、
Webツールを使っている方がほとんどです。
要するに、一昔前までは
「『ホームページ』を持つかどうか?」
が関心のテーマだったところ、今や
「ホームページとともに、ブログやツイッターをどう使い
どう運営していくか?」
という状況になっていると思います。
このように複数のWeb媒体、Webツールを使っている方でも
「永友さん、やっぱりブログからは最終的にHPを
見てもらう形なんですよね?」
というお考えを持つ方も少なくありません。
私はそんな時、
「それはHPが優秀な営業マンとして機能している場合ですよね。
サッカーで言えば、HPがエースストライカーとして非常に期待できる
状態であれば、全てのボールをHPに集めても良いでしょう。」
「もちろんそのようにHPをエースストライカー級に育て上げる
必要があり、それがまさに『HPの改善』なのですが、もし
チーム全体がまだ未成熟な場合は、それぞれどの選手に
ボールがパスされても良い状況にしなくてはいけませんね」
などと申し上げるようにしています。
そもそも、お客さま(ユーザー)は、あなたの会社の
ホームページ群(HP、ブログ、ツイッター…等)の
どこから入ってどこから出ていくかは自由で、
基本的にその統制は出来ません。
※逆に言うとこの「統制」を出来るだけ試みようとするのが
「動線計画」です
ということは、サッカーをしていてボールがどこから
落ちてきてどこへ去っていくかは分からない訳ですから
・各選手がしっかりゴールを決められる
ように準備をしておきたいですよね。
※「ボールがどこから落ちてくるか分からない」というのが
『ホームページ群の「マルチエントランス」』状況です。
ですから、
・運営しているWeb媒体のそれぞれに、貴社固有のウリ(強み)
を明記する
・運営しているWeb媒体のそれぞれに、問い合わせ方法を明記する
・運営しているWeb媒体のそれぞれに、他のWeb媒体への
リンクを張る
など”働かせる”ようにしておきたいところです。
上記は、ある意味「当り前な話」なのですが、
・HPへ誘導しようとしてばかりの、中身のないブログ
・ブログの方が情報量があり”働く”状態なのに
HPからリンクが張られていない
・ブログの更新情報ばかりつぶやくツイッター
など、ホームページ群の「マルチエントランス」という観点
から見るととても「不自然な」Web媒体が散見されるのです。
今日はWeb媒体をサッカー選手に見立ててお話をしました。
ご参考になれば幸いです。
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北信WEBの小林です。
本日のセミナー、寒い中長野までありがとうございます。永友先生のような著名な方が、地方でセミナー開催、うれしい限りです。
できるだけ専門用語を使わないわかりやすい内容でした。あと3回よろしくお願いします。
次回、サインと写真をお願いできるとうれしいです(笑)
ご縁を頂きましたこと感謝いたします。
強み、魅力、想い…
小林さまの事業コンセプトには大変
共鳴いたします。
ぜひ、北信州や長野の中小企業さまを
元気にしてください。
素晴らしい長野を後世に残していきましょうね(^^)