今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで
『情報の「どん詰まり」を無くそう』
というブログです。
先日、市内にできた大型ショッピングモール『テラスモール湘南』に
行ってきました。
我が家のお目当ては『ボーネルンドあそびのせかい』という施設で、
子どもは冬なのに大汗をかいて遊びまくりました。
一方の私は仕事柄、『テラスモール湘南』のテナントの構成や、店舗動線、
各種インフォグラフィック、標識の情報デザインなどに目が行ってしまいます。
下の写真は、2階中央トイレ前の標識です。
さりげなく『お客様目線』の秀逸な工夫があるのですが、お分かりでしょうか。
”2階中央トイレ前の標識”にも関わらず、2階にある他のトイレも
案内していますね。
・多数の来店が見込まれる大型ショッピングモール
・家族連れ(子供連れ)が多い
こういう条件から、
・2階中央トイレが混雑している時に、代替になるトイレがあることと、
その位置を示す
ことは、まさに『お客様目線』の秀逸な工夫ではないでしょうか。
この『お客様目線』の秀逸な工夫が、クレーム(顧客不満足)を減らし、
全体の消費体験を豊かなものにさせ、「また行ってみても良いかも」
というリピーター化につながるのですね。
ホームページやビジネスブログの動線についても、セミナーで良く
お伝えするポイントです。
2階中央トイレだからといって、2階中央トイレの案内を出すだけでは、
情報がそこで「どん詰まり」になってしまいます。
同様に、ホームページやビジネスブログについても、
・ある情報を提示したら、次の行動か関連する情報の場所を提示する
というコツを、ぜひ覚えておいてくださいね。
今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで
『情報の「どん詰まり」を無くそう』
というブログでした。ご参考になれば幸いです。
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