今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『売るために「入れ物」を提供する』
というブログ記事です。
昨日も書いたのですが、私はお客様目線の工夫をご助言する立場として、
消費者たる自分自身の感覚を非常に大切にしています。
街中でも、自分が興味が湧いたPOPやキャッチコピー、売り方は
写真を撮ったりメモを残したりします。
と、格好付けて言っていますが、要するに「主夫だ」というわけです(笑)。
さて、下の写真は、我が家から最も近い大手スーパーの
お菓子売り場の様子です。

お菓子売り場、特に子供が買うようなオマケつきのお菓子の近くに
小さい買い物かごが置いてありますね。
これは『売るために「入れ物」を提供する』という、古典的な
販売促進手法です。
スタバ等のシアトル系カフェで一生懸命に「タンブラー」を売っていますね。
大型アミューズメントパークで、ポップコーン売り場に
キャラクター型の容器も売っていますね。
コピー機/複合機等のビジネスは、紙やトナーなどの消耗品を売って
長く儲ける仕組み、というのはご存知ですね。
これらも、『売るために「入れ物」を提供する』という、古典的な
手法に沿っているわけです。
「脳は空白を嫌う」など、心理学的アプローチでこれを説明する人もいますが、
要するに買い物かご(入れ物)を持った瞬間、それが空っぽだと
なんともバツが悪い気持がしますね。
理屈じゃないんです。
空っぽの入れ物があると、つい、中身を埋めたくなる。
このご自身の経験/感覚を大切に、販売促進に邁進していただきたいなと
思っています。
あなたの商売では、「入れ物」を売ることは出来ますか?
今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『売るために「入れ物」を提供する』というブログ記事でした。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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