最近は秋らしくなり、空気も乾燥してきましたね。
コンサル/セミナー講師はノドが仕事道具。最近は寝るときに
ガーゼマスクをしています。
さて、お陰様で私のセミナー講師歴が10年になりました。
http://www.8-8-8.jp/lecturer_schedule.html
これもひとえに、受講者の皆さまをはじめ、企画/集客くださる
主催団体さまのお陰です。本当に感謝しております。
私は今でも吃音(どもり)があります。小学校5年からずっとです。
また、一人っ子のために(言い訳がましいですが)、いまでもじつは、
本当は、人と話すのが苦手です。
そんな私が10年もセミナー講師をする。人生は本当に不思議なものだと
実感します。
10年間の講師歴で、素晴らしい出会いや嬉しいこともたくあんありましたが、
思い起こすのは「つらいこと」だったりします。
・はじめの10分で立ち上がり、退室した受講者さま。
・いびきをかいて熟睡する受講者さま。
・30名の募集で2名しか申込がなく、不催行になった講座。
どちらにしても、全て私の責任で、反省ばかりです。
最後まで勉強、勉強ですね。
さて、私は10年間、セミナーは「一期一会」の精神でずっと
やってきました。
お陰様でリピート依頼をくださる団体さまもありますが、
基本的には「もうこの場所で講座を行うことはない」という
つもりで、その日その場所で、できる限りのお話をしてきたつもりです。
そんな「一期一会」のセミナーなので、レジメは
ひとつのこだわりを持って作ってきました。それは、
・帰宅後、いつ見てもそのレジメだけで内容が理解できるように作ること
です。
要するに、小冊子として作っているつもりです。
色々なスタイルがあって良いと思いますし、批判するつもりはないのですが、
よく見受けるのは「プレゼン資料として」セミナーレジメが
作ってあるケースです。
正直に言うと、私はそのスタイルが講演レジメとして適切だとは思いません。
箇条書きの多い「プレゼン資料スタイルのレジメ」は、帰宅後に読んでも、
意味(内容や前後の文脈)が思いだせないことが多いからです。
「一期一会」だからこそ、あとで好きな時に何度でも読み返せる資料を。
そんな想いでレジメを作っています。
以前、印刷業の受講者さまに
「資料も解かり易い、又何度も読み返したい宝物のような作りです」
との感想をいただき、泣きそうなほど嬉しかったことがあります。
一生懸命にレジメ作りをして良かったと思える瞬間です。
これからも、日々勉強しながら、コンサル/セミナー講師の道を
歩んでいけたらと思っています。
今日は『セミナー講師10周年、「レジメ」作りでこだわってきたこと』
というブログでした。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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