今日は逗子市商工会の青年部員さまに「商工会SHIFT」の活用と
Webマーケティングに関するレクチャーをさせていただきます。
Web活用の中でのSHIFT(=青年部員ページ)の位置づけ(役割分担)
が分かると、「経営効果のある」使い方ができると思います。
さて今日は『対話する相手の「小さなサイン」に気づいていますか』
というブログです。
茅ヶ崎市の植木屋さん「潮彩庭縁」さんのブログを読んでいて
非常に感心した点がありました。
**以下引用**
ずっとご自宅の植木や庭をご自分でお手入れされてきた方は、
人一倍の愛着を持っている方が多いです。
ですからご要望をその方が伝えてこられなくても、
小さなサインを見逃さずにお手入れができるよう心がけています。
**以上引用:潮彩庭縁さんブログ**
この『相手の「小さなサイン」に気づく』というのは「カウンセリング」
の領域だと思いますが、私自身もコンサルティングの現場で
最も気をつけているポイントです。
例えば、お一人でホームページの運営を頑張ってきた経営者様は、
その「想い」が「痕跡」としてHPの作りに必ず出るものです。
そしてその「痕跡」から、
・なぜその「想い」でやってきたのか?
・その「想い」は、今のままで顧客に伝わるのか?
・「伝わらない」とするならば、その「想い」を活かしつつ
「伝わる」ようにするにはどういう作り/コンテンツ/運用体制が
望ましいか?
などを「察知/判断」して、はじめに話す話題(アプローチ)を決めるのです。
「だったら、そのことを直接、相手に聞けば良いのではないか?」
と思われるかもしれませんが、
・従業員等の前では言いにくい
・やってきたことに自信がないから言いにくい
・その「想い」が変だと思われるから言いにくい
などの理由で、社長さまが自らのホームページ運営の意図を、いきなり
きちんと表現することは、難しいものなのです。
新卒で働いた旅行会社時代にも、同じような経験をたくさんしました。
「イタリアに行きたい」というお客様とよくお話をしていくと、
じつは本当に行きたいのはハワイだった、などということが
意外に多くありました。
「あ、イタリアですね。ではこのツアーが人気ですから
さっそく空き状況をお調べしましょうね」
などという上滑りな接客では、やはり本当の顧客満足は
生まれないと思うのです。
「相手の小さなサインを見逃さない」
…これは、ひとつの「愛情」だと思っています。
愛情があるコミュニケーションだからこそ、満足と信頼が
生まれてくるのだろうと思っています。
茅ケ崎の植木屋さんのブログは、それを再認識させてくれるものでした。
今日は『対話する相手の「小さなサイン」に気づいていますか』
というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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