一昨日は座間市商工会さまで「『とりあえず登録したけど
商売に結びつかないな』から脱却するための
Facebookビジネス活用ステップアップセミナー」の講師を
務めさせていただきました。
夜間の講習でしたが、寒く、そしてお疲れのところ
ご熱心にご受講いただきました。本当に感謝です。
いつも書いていますが、商工会/商工会議所の青年部さまは
本当に「団結と仲間を想う気持ち、地域愛」が強く、
素晴らしいなあといつも感心してしまいます。
お話ししていると、中小事業所の未来に関して、明るい気持ちになります。
さて今日は『Facebook(フェイスブック)の商用利用』のカテゴリで
『整体、リラクゼーションサロン等ボディメンテナンス系のお店がFacebookページで投稿する内容とは』
というブログです。
先日、ある街の指圧院さまにホームページ改善コンサルティングに
伺った時のことです。
実店舗がある、つまり小売/飲食/サービス業さまのホームページコンサルティング
の場合、その事業所さまの地理的な周辺状況を確認してから
伺うようにしています。
・競合他社の出店状況は?
・他業種で目立つ事業所は?
・商店街の様子は?
・来街者の年齢や様子は?
などを見ながらお邪魔しますが、この指圧院さまに伺う道中、
なんと整体、リラクゼーションサロン等ボディメンテナンス系の
お店が7店もありました。
改めて、すごい競合状態なんだと実感します。
さて、そういった「整体、リラクゼーションサロン等ボディメンテナンス系
のお店」(以後、サロンと呼びます)さまは、店舗前のA型看板やチラシ、
地域タウン誌への出稿などのPRをすることが多いと思いますし、
その効果もあると思います。
一方、Web周りではどのようなPR施策(特に「Web集客」)ができるかといえば、
・検索エンジン対策をする。つまり「○○(地域名)+整体」等で
検索上位を目指す
・既存客のメールアドレスをリスト化出来ているならば、有益な
情報をメルマガとして発行する
という古典的な手法と同時に、
・Facebookなどソーシャルメディアにおいて、サロンの存在や
特徴をPRする
という施策が考えられます。
簡単に言うと、潜在顧客の来店欲求を喚起するために、「このサロンでは
こんなことができますよ」と、何度も「ほのめかす」わけですね。
いままでサロンに無縁だった方に、「なんとなく体がダルいから、
サロンというところに行ってみようかしら」と思わせるための情報発信です。
重要なのでもう一度書きますが、上記の古典的な施策、つまり
検索エンジン対策等では、もともと認知/興味関心があるかたが「検索」
してくるわけですから、市場の深耕にこそなれ、市場の拡大(創造)にはなりません。
一方、Facebookなどソーシャルメディアにおいては、
もともと「サロンというところ」をあまり意識していなった人にも
自然にさりげなくその意義などをPR出来るわけですから、
いままでサロンに無縁だった方に、「なんとなく体がダルいから、
サロンというところに行ってみようかしら」と思わせる
ことができる(期待できる)のです。
あるいは、「今までは気軽なマッサージ店に行っていたけれども
指圧院に替えてみよう(※もちろんその逆も然り)」ということ
(ブランドスイッチ)も可能なのです。
つまり、市場の拡大(創造)をする、お客様の幅を広げる、
ということなのですね。
では、サロンさまがFacebookページで投稿する内容とは、
どういったものが考えられるでしょうか?
一例を書いてみます。
1、事実としてお客さまに喜んでいただいている、ということを伝える
・お客様の感想(手書き)をスキャンして画像として掲載する
・メールでいただいた感想を、個人情報の部分以外を掲載する
・お客様がブログで書いてくれた感想については、そのブログに
リンクする(URLを紹介する)
2、「当サロンは、こんなふうに(こんな時に)使われています」ということを伝える
・近隣だけではなく、県外など遠方からもお越しいただく、という
エピソードを掲載する
・大人だけではなく子供も利用する、というエピソードを掲載する
・1回の人が多いのか、複数回来るのか、来店頻度の目安を書く
・ぎっくり腰など、特定の状況にある方の来店が目立つ、などを書く
3、専門家しか書けないノウハウを書く
・自宅でできるストレッチ方法などを教えてあげる
・ツボ、など健康に留意する人が興味がありそうな情報を伝える
4、駐車場の有無、営業時間、など、事務的な話も書く
5、勉強会や研修に出席しているなど、専門知識を常にブラッシュアップ
している旨を書く
6、地域の話題を書く(=地域に密着している感じを出す)
7、ブログ、HPなどの更新情報を書く
8、時折、店主の個人的な話(趣味等)を書く
9、メディアに取り上げられた場合には、そのことを書く
10、セミナーを開催する場合は、その告知をする
もちろん、Facebookは本来、「情報発信」ではなく
「コミュニケーション」の場ですので、ユーザーから
コメントがあった場合は、きちんと楽しく対応したいですよね。
なお、サロン系のWeb表現では、いわゆる「あはき法」
(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)、
薬事法、健康増進法、景品表示法、医療法などの表記規制に
留意してください。
今日は『Facebook(フェイスブック)の商用利用』のカテゴリで
『整体、リラクゼーションサロン等ボディメンテナンス系のお店がFacebookページで投稿する内容とは』というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
≫冬のセミナー一覧はこちらに掲載しています。
http://www.8-8-8.jp/lecturer_schedule.html
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