昨日から奈良県の北和地区商工会広域協議会様の主催で、
「ソーシャルメディア+商工会SHIFT」活用講習会の講師を務めています。
奈良、近畿圏のかたは、人間味があり温かいですね。
さて今日はHP制作業者との交渉(委託実務)のカテゴリで
『9.24%の減額でも「三方良し」の結果に
〜ホームページ運営委託業者選定コンサルティング〜』
というブログ記事です。
先日、あしかけ3ヶ月ほど関与させていただいた、某公共機関さまからの
ご依頼による「ホームページ運営委託業者選定コンサルティング」が
終了しました。
これは、某公共機関さまが運営中のWebサイトに関して、
その運営委託業者の再任(委託切り替え)をすることに関連して
相見積比較、見積内容の精査、アドバイスを行わせていただいた
ものです。
あるHP制作業者さまが運営業務を受託される運びになりそうですが、
見積内容の精査の段階で、9.24%の減額ができました。
この減額は、決して「値切り」ではありませんし、
ホームページ運営委託に関するセミナーでも
「単純な『値切り』は、委託する業務内容の質/量を
低下させるだけなので、決してしないように」と
お話ししている事柄です。
単純な値切りと、精査による減額は、どう違うのでしょうか?
それは、
・当該業者さんが泣きを見るかどうか
ということだと思います。
※表現が生々しいですが・・・
本件では、減額対象部分の委託内容を精査した結果、
・ユーザーにとって、利便性のある機能になる
・委託者(=某公共機関さま)にとって、より合理的で意味のある運営委託になる
というだけではなく、
・運営委託業者にとって、減額された分で、新たなコンテンツ等の
企画提案ができる
という効果を生み出したようです。
この業者さんは、減額になったことにめげることなく、
そこを補って余りある新たなコンテンツの企画提案
(=当然、運営業務のコストに追加算入されます)をしたそうです。
結局のところ、委託者と受託者が膝をつき合わせて
話し合い、「お客様のためにはどうあるべきか」をお互い真剣に
考えると、『単純な値切り』は発生しないんですよね。
どの制作業者さまにも属さない、かつ自らは制作業務を
しない(=制作業者さんと競合しない)、かつ運営実務に精通している
という独自の立ち位置で、この「ホームページ運営委託業者選定コンサルティング」は
永友事務所の隠れた人気サービスになっています。
今日は『9.24%の減額でも「三方良し」の結果に
〜ホームページ運営委託業者選定コンサルティング〜』
というブログ記事でした。
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