3月も下旬になり、25年度のセミナーについての打診が増えてきました。
昨年から目立ってきたのが、創業塾や経営革新塾等の連続セミナー
の中でWeb活用のコマだけ依頼を頂くケースです。
こういうケースでも、連続セミナーのコーディネーターとなっている
メイン講師(一般的には中小企業診断士の先生が行っています)
の講座方針を確認したり、またこれまで(私のコマの前)の講座では
どんな内容が触れられていたのかを、可能な限り把握/理解してから
お話をするようにしています。
さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『「使いやすい」という価値』
というブログ記事です。
私はダイエー藤沢店のすぐ近くに住んでいます。
ほぼ毎日、ダイエーで買い物をしていますが、木曜日は
「特別に少し安い日」(木曜モックンのモックンデー)になっていて
先ほども覗いてきました。
入口を入って、すぐ目に入るのが柑橘コーナーです。
しばらく物色しましたが、「美生柑」という、あまり聞き慣れない
柑橘類があったので、手に取りました。
「美生柑」(みしょうかん)は河内晩柑とも呼ばれるミカン類だそうです。
私は初めて見たこの「美生柑」を、初めて買うことにしました。
・和製グレープフルーツとも呼ばれる
・まろやかな甘み
・ほどよい酸味
・果汁が多い
・苦味が少ない
様々なコピーが書かれていますが、私が購入に至った唯一の理由は
・「むきやすい」
というメリット訴求でした。
私は非常にストイックな人間でもなければ、とびきり怠惰な人間でも
ありません。
極めて標準的な消費者意識を持っていると自負していますが
そんな私が一番心惹かれたのは、「むきやすい」(=使いやすい)
という要素だったのです。
元々ずっと共働きですので、家事や育児は夫婦で分担して
やってきました。
すなわち、私も料理をするわけです。
そんな私には、「むきやすい」という便利さは、
とても魅力的なオファーなのです。
じつはこの「使いやすい」という価値については、
Web表現系のセミナーでも重点的にお話ししている部分です。
性能など基本的な価値での差別化が難しくなっている商品/サービスで
差別化が図れるポイントが、この「使いやすさ」という点だと
思うのです。
・あなたの商品やサービスは、「使いやすい」カタチになっていますか?
また、それをホームページに掲載していますか?
・お客様から「使いやすい」(便利だ)という声を頂きましたか?
また、それをホームページに掲載していますか?
・「使いやすさ」とは、「操作のわかりやすさ」と「利用難易度の低さ」
が合わさったもの。だとすれば、「初めてのかた」にとって「分かりやすい」
ことが価値になることを理解していますか?
こんなことを、時折考えてみてくださいね。
今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『「使いやすい」という価値』というブログ記事でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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