永友一朗です。
このブログ「わかりやすいホームページ相談 永友一朗公式ブログ」
ですが、本記事で700記事目になります。
いつもお読みいただく皆さまに御礼申し上げます。
評論家的な一般論ではなく、具体的な「気づき」を提供できるような
内容を目指して運営しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『あなたのサービスは、どのタイミングで使えば良いのですか』
というブログ記事です。
自宅から徒歩2分の「ダイエー藤沢店」に足しげく通っていますが
最近のお気に入りはカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」です。
一般的な乳酸菌飲料に比べて、飲み口がスッキリしているのが
美味しいなと感じています。ちょっとしたジュース代わりに購入しています。
このカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」ですが、商品のキャッチは
【夜飲んで朝スッキリ】
というものです。
上手いキャッチコピーだと思います。というのは、
・どのタイミングで使えばよいか提示している
・ベネフィット(スッキリする=快腸になる)がハッキリしている
ので、つい手にとってしまうからです。
さて、企業のマーケティングの目的は、いうまでもなく「たくさん購入するように
仕向けること」です。
いくら商品/サービスがよくても、買っていただかないことには
何も始まりません。
その一環として、
・その商品/サービスは、どのタイミングで使えば良いのかを示す
ことは非常に重要なのではないかと、永友事務所では考えています。
「どのタイミングで使えば良いのかを示す」効用として、私は
次の3点を考えています。
1、習慣化を促すことができる
このカゴメの植物性乳酸菌飲料「ラブレ」は、「夜」飲むことを提案しています。
夜は1日1回必ず訪れますから、極端に言えば毎日、消費体験が生まれるわけです。
しばらく続けると、人間は不思議なもので、飲まない日があると
なんとなく口寂しく、買わずにはいられなくなるのです。
他にも、
・衣替えのシーズンにご利用ください(クリーニング業)
・年末のカレンダーは○日前までにご注文ください(名入れグッズ販売業)
などと訴求していくと、毎年(毎回)、その時期になると
その商品/サービスを思い起こしてしまうわけですね。
2、専門性を訴えることができる(Web訴求の鉄則)
どのタイミングで使えば良いのかを示し、そのことを他社が
訴求していなければ、その時点でオンリーワンで且つナンバーワンに
なってしまいます。
・朝専用コーヒー(ターゲティング)
・夏専用チゲ鍋(逆張り)
・運動会で速く走るための靴
などです。
3、購入する動機を作ることができる
そして何より、どのタイミングで使えば良いのかを示す
最大のメリットは、「購入する動機を作ることができる」
ということだと思います。
これはよくソーシャルメディア活用系のセミナーでお話ししますが、
モノがあふれた現在、「購入する」という動機自体が
どんどん少なくなっているのではないでしょうか。
・その商品/サービスが良いのは分かった。でも、買う理由が
見当たらない
という状況です。
そこで、
・○○の時にご利用いただいています
などのタイミングを提示することで、そのタイミングでこそ
買おうという動機が生まれてくるのです。
・腰が「おかしいな」と感じたら(接骨院等)
・記念日に(高級レストラン、旅館等)
などです。
逆に言えば、とても良い商品/サービスなのに売れない…
ということがあったら、
・どのタイミングで使えば良いのかを示す
ことを、考えてみてはいかがでしょうか。
今日は『マーケティングの発想』のカテゴリで
『あなたのサービスは、どのタイミングで使えば良いのですか』
というブログ記事でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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