最近、セミナーを受講いただいたかたより「自分が所属/運営する団体で
講師をしてほしい」というセミナーの打診が目立ってきました。
これは本当に嬉しいことですね。
独立直後、私は「セミナーとは商工会議所/商工会などの公的団体が
主催するものだ」という固定観念があったのですが、実際はこういった
私的な勉強会グループやNPO組織などがセミナー(講習会)を主催することも
多いということが分かってきました。
さて今日は『ビジネスブログ運営実務』のカテゴリで
『以前投稿したブログ記事を再び読んでいただく工夫』
というブログです。
ビジネスブログの有用性を、セミナーやコンサルティングで
強調してお伝えしているつもりですが、ビジネスブログが何故
「おいしいメディア」なのかといえば、「読み物」という形だからなのです。
例えば、あなたがAさん、Bさんに対して以下のような案内を
するとします。
「Aさん、これは当社の会社案内と商品カタログ、社是社訓です。」
「Bさん、これは当社スタッフが書いた『○○するときのコツ』というコラムです。」
言うまでもなく、Aさんは困惑、拒絶、憤慨するでしょう。
一方Bさんは、場合によっては、進んで読み始め、あなたに感謝するかもしれません。
先日、『メッセージは劣化し修復不能な顧客不満足を生む』
という記事を書いたのですが、
上記のAとBの状況では、どちらがメッセージが劣化せず相手まで
届くでしょうか?言うまでもなくBの方ですね。
つまり「読み物」という形になっている事そのものが、メッセージを
効果的に届けたい状況のときに、そもそも有利なのです。
ところで一般的に、ブログ記事を投稿すると、以下のようなアクセス状況になります。
・ブログ記事を投稿(公開)したあと、Facebookやツイッターなどの
ソーシャルメディアで告知をすると、閲覧者が増える
・その後はアクセス数が徐々に下がるが、検索エンジンには引っかかるので
日々、細々とアクセスを得続ける
つまり頑張って書いたブログ記事でも、アクセスをたくさん得るのは
投稿(公開)から1〜2日のことであり、その後は「必要がなければ
見てくれない」状況になります。
せっかく書いたのに、これでは何となくモッタイナイですよね。
ですので、【以前投稿したブログ記事を再び読んでいただく工夫】
をして、時間的コストをかけて書いたブログを有効活用したところです。
以下のような施策が考えられるでしょう。
1、最も有用だと思われるタイミングで再びソーシャルメディアで告知する
わかりやすくいえば、ちょうど今の時期は『五月人形の出し方、片づけ方』
とか『梅雨入り前にしておくと掃除がすごく楽になる3つの工夫』などの
記事は、それが昨年とか一昨年に書かれたとしても、タイミング的に
非常に喜ばれるでしょう。
2、ホームページで「関連するページ」などとして、リンクする
ホームページコンサルタント永友事務所のホームページでも、
「関連するページ」などとしてブログにリンクすることを実施
しており、本来はどんどん埋もれてしまう記事を再びフィーチャー
しています。
http://www.8-8-8.jp/lecturer_hp.html
3、特に読んでほしい記事であれば、QRコードなどを名刺/チラシに印刷する
あるいはメールの「署名」欄にURLを書いておく
ともあれ、せっかくビジネスブログを運用するわけですから、
「お客さまも自社も嬉しいやりかた」で行っていきたいですよね。
今日は『ビジネスブログ運営実務』のカテゴリで
『以前投稿したブログ記事を再び読んでいただく工夫』というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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