明後日の9/4は信州中野商工会議所様で「Jimdo作成セミナー」で講師を務めます。
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信州中野商工会議所様ではWeb活用塾(連続セミナー)やFacebook活用セミナーなど、様々なご縁を頂いているところです。
そのご縁から今年3月には、『農産物販路拡大支援としてのフェイスブックセミナー』(主催:北信州能力開発センター様)なども仰せつかりました。毎回、信州のひとの温かい人情味を感じています。
さて今日は『自社ホームページに無料素材集の「人物画像」を使うときの注意点』
というブログです。
ホームページの構成要素には、文字、画像(写真やイラスト)、動画、(最近では少なくなりましたが)音楽などがあります。
それらを組み合わせて、情報発信をするわけですね。
その構成要素をそれぞれ「素材」と言うわけですが、一般的にはWeb用素材といえば「画像」(写真やイラスト)を指すことが多いでしょう。
本来、その素材は全て自作できれば良いのでしょうが、現実的にはボタン/バナー/イメージ写真等を作る(撮って加工する)というのは簡単ではない作業です。
そこで、その素材を提供する個人等から「借りて」、自分のホームページで使うことも多くなるわけです。
いまでは有償/無償問わず、そういった「素材集」を提供する個人等は非常に増えた気がします。
私もホームページやブログ、Facebook、セミナー資料等において「借りてきた素材」を使わせて頂くことは多いです。
また、その中で一番「ありがたい」のは、「人物写真素材」だったりします。
一般的に、人物写真を素材として自社HPに使おうとすると、
・モデルを探す
・カメラマンを探す
・撮影する
・ホームページ用素材として使って良いか等を、モデルさんなどに了解を得る
・素材として加工する
という数々の難問をクリアして初めて使えるようになります。
これを、実業をやっている経営者様が自ら手配し実行するのは、実務上とても大変ですよね。
ですので、「ホームページ素材として使って良いという許諾が得られているモデルさんを撮影した素材」が「無料」で提供されていると、ホームページ運営者側は非常に好都合なわけです。
その素材集の代表格が、「足成」(あしなり)です。
しかし、この便利な人物素材ですが、使うときに注意点があります。
それは、良かれ悪しかれ人物写真(顔写真)は「印象」が非常に強いので、その素材集のモデルさんの印象/イメージが、貴社のイメージと強烈に結びついてしまうということです。
もう一点は、素材集画像は「見る人が見ればわかる」ので、また「どこか『よそよそしい』」印象を与えるので、薄っぺらい、軽薄な印象を与えかねないということです。
具体的に言います。たとえば「問い合わせはこちら」というボタンに、受話器を持って(あるいはヘッドセットを装着した)ニッコリする「素材集のお姉さん」がいると、ものすごくマイナスイメージだと思うのです。
「当社では、問い合わせ電話は女性社員が受けてくれているので、良いではないか」と思われるかもしれません。
だとすれば、その女性社員さまを撮影し、ホームページ素材として使った方が断然、リアリティ(=信頼性)が増すのです。
ホームページの本質は「不安解消と疑問の解決」なわけですから、逆に不安を増してしまうような軽薄な情報を載せるのは、とてもナンセンスなのです。
あるいは、極端な例ですが、ビルメンテナンス業のホームページのウェルカムイメージ(トップページにある大きい画像)にも関わらず、「外国人さんが会議室で車座になって会議している画像」だと、なんのことだか訳が分からないのです。
こういった人物素材を「使うな」ということではありません。しかし、他のイメージ画像等に比べて、人物画像は「与えてしまう印象が非常に強い」ことには十分、留意する必要があると思います。
「見た人はどんな印象を持つだろうか?」を考えることは、『お客様目線のホームページ』の基本かもしれませんね。
今日は『自社ホームページに無料素材集の「人物画像」を使うときの注意点』というブログでした。
いつも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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