湘南藤沢でホームページコンサルとして開業し4年半ほど経ちますが、最近は他県(神奈川県以外)よりホームページコンサルティングの依頼をいただくことも増えてきました。
セミナーはもとより、コンサルティングで他県から呼んでいただくことは当初から目標にしていたことで、だんだん実現していることは率直に嬉しいです。
さて今日はビジネスブログ運営実務のカテゴリで
『ブログは、要するに出張販売所。』
というブログ記事です。
私のほぼ全てのセミナーで力説しているのは、「ブログが重要である」ということです。
経営的目的をもったブログをビジネスブログと言うならば、この場合のブログとは、もちろんビジネスブログのことです。
「ブログが大事である」と聞くと、「日記であるブログが商売の何に役立つのか?」と訝(いぶか)しく思うかもしれません。
それは、「ブログ=日記=なんとなく個人的な日常を描く散文」だという理解をしているから起こる疑問です。
「ある面では」、ブログは日記とも言えます。芸能人が書くブログは、だいたい日記ですね。
しかしこの場合のブログ、すなわちビジネスブログは、「ブログ=出張販売所」なのです。
具体的にお話しします。ホームページコンサルタント永友事務所公式サイトは、ページ数は全部で66ページあります。
もちろん、検索エンジンに引っかかりますので、ホームページを見て頂いての引き合いもあります。
一方、このご覧いただいているブログ(わかりやすいホームページ相談永友一朗公式ブログ)は、2013年10月15日現在、ページ数は全部で726ページあります。
ページ数はブログのほうが11倍、多いですね。
じつはアクセス数も、面白いことにブログのほうが11倍、多いんです。
また、永友事務所に引き合いをいただく場合ですが、多くの場合で、ホームページとブログを両方見ていただいて、永友事務所の雰囲気や考え方をご理解いただいてから「問い合わせ」を頂いているケースが多いようです。
ホームページ=本店
ビジネスブログ=出張販売所
として「両方が商談/受注スペース」として考えて私は運営しています。
鯛焼き屋さんでも保険代理店でも建築業でも良いのですが、あなたが何らかのビジネスを始めようとしていて、本店だけ構えてお客様が来るのをじっと待つのも選択肢です。
一方、事実上コストがかからず「出張販売所」をどんどん増やすことができるのであれば、あなたは間違いなくその選択肢を選ぶのではないでしょうか?
もちろん、無意味な出張販売所は、誰も見てくれません。
では、意味のある出張販売所とは何でしょうか?
それは、見ているかたにとって「有益な」内容が書かれていることが望ましいわけです。
有益だろうから、お客様は出張販売所を覗いてくれるのですね。
私も以前、このブログで「あること」(非常にニッチな話題)を書いたところ、その話題について情報を欲していた出版社から引き合い(ブログを見たという問い合わせと、その後の受注)を頂き、雑誌への記事寄稿のお仕事を得ることが出来ました。
つまり、「日記」ではないのです。「出張販売所」なのです。
余談になりますが、たまに「永友さん、自社ホームページよりも自社ブログのほうが検索で上位に来てしまいました。この順番を入れ替えるにはどうしたらよいでしょうか?(=ブログの検索順位がHPよりも上位に来るのは困るので、どうにかなりませんか?)」という趣旨のお悩みを伺うことがあります。
これは、「ブログ=おまけ」という発想から来る誤解です。私なら、ある言葉で自社ブログと自社ホームページが検索対象となり比較的上位にきているのであれば、非常に嬉しく感じます。なぜなら、どちらも商談/受注スペースなので、どちらが検索上位でも関係ないからです。
もちろん、ホームページそのものを数百ページにしても(=本店をすごく大きくしても)構いません。が、一般的にホームページそのものを数百ページにすると、しかるべき高額なコストがかかります。自作の場合は、その編集する手間も莫大になります。
ブログという、非常に有益で効果的でほぼコストがかからないツールを「使わない」というのは、それ以外の方途でホームページ=本店に集客する方法が確立している場合だと思います。
ブログ活用の話は長くなるので、今日はこれまでに致します。
今日の茅ヶ崎商工会議所/茅ヶ崎TMO様「ソーシャルメディア超入門講座」でも、ブログ活用の話をさせて頂こうと思っています。
今日は『ブログは、要するに出張販売所。』というブログでした。いつも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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