今日はこれから秋田県横手市に移動し、横手市雇用創出協議会さまでのセミナー講師出講に備えます。
明日、横手市雇用創出協議会さまで起業/転職/就職などをお考えの方や横手市内の事業者様向けにWeb活用(Webによる販路拡大、販売促進)に関するセミナーをさせていただきます。
2年ぶりの秋田、本当に楽しみにしています。
さて今日は『そのアドバイスは誰向けのものですか』というブログです。
いまやネットでは各種テクニック情報などが溢れています。
テクニックだけでなく、「体験談」「推測」なども「テクニック」「ノウハウ」として数多く掲載され、その情報入手は本当に簡単なわけですね。
私はこのWeb活用に関する助言活動を12年以上行っていますが、これら「体験談」「推測」なども含む「テクニック」「ノウハウ」情報を「断片的に」拾ってしまう経営者様と、「それに伴う混乱」を多く拝見してきました。
「永友さん、これからはTwitterが使えそうですよね!」
「永友さん、これからは動画の時代ですよね」
「グーグルの検索に対応するテクニックは●●なんですよね?」
断片的には、「Yes」というモノがほとんどなわけです。
が、問題はそれらの「体験談」「推測」など「テクニック」「ノウハウ」情報が「誰がどんなタイミングで使うと良いか」について触れられていないことが多いのです。
たとえばTwitter(の商用利用)は、「まだまだ使える」という人と「もう使えない」という人(情報)が混在しています。
私自身は、そのどちらも「Yes」だと思います。つまり「誰がどんなタイミングで使うか」により、「こうすべきだ」という判断が真逆になってしまうのです。
また身近な話題として「アメブロはビジネスに使えるかどうか」というものがありますが、私自身は基本的にアメブロのビジネス活用を一切お勧めしていませんが(そもそも商用利用不可です)、さりとて、ご相談者さまが既にアメブロを使っている状況においては、それを(形を変えて)継続することをご提案することもあります。
つまりは、同じ薬でも状況により飲み分けるように、テクニックやノウハウ、ツールの選定も、状況によって採択基準が違うのです。
私は、断片的な情報に振り回されて結局遠回りする経営者様を減らしたいと思っています。
私自身は中小企業のWeb活用という極めて狭い守備範囲しかないコンサルタントですが、中小企業経営者様においては、資金繰りや企業法務、人材育成、国際化などのどんな課題であっても
・誰がどんなタイミングで使うと良い「テクニック」「ノウハウ」情報なのか
という視点は、併せて持って頂きたいなと願っています。
今日は『そのアドバイスは誰向けのものですか』というブログでした。
いつも最後までお読み頂き感謝いたします。
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