こんにちは。ホームページコンサルタント永友事務所の永友です。
今日はこれから栃木県の那須にお邪魔して、サービス業さまのWeb活用コンサルティングをさせていただきます。
最近では神奈川県以外の他県からコンサルティングの依頼を頂くことが多くなっており、更に身の引き締まる思いです。
さて今日は『ホームページとFacebook、どちらを頑張るべきかという判断基準』
というブログです。
私の仕事はホームページ活用/改善のコンサルティングです。
一方、これはセミナーやコンサルティングでもお話ししていますが、「ホームページだけ頑張れば良い」かどうかは、事案ごとに検討の余地があります。
言い換えれば、ホームページよりもFacebookなどソーシャルメディアのほうに注力した方が良い場合もあると思っています。
ここでは、ひとつの指標として、私自身が事案ごとにどのようにアドバイスポイントを判断しているかを挙げてみます。
※もちろん、思考の分岐はもっと複雑ですので、ひとつの代表的な指標としてご理解いただくと幸いです。
1、感覚に直接的に訴える商材の場合→Facebookなどソーシャルメディア活用がキモ
代表的なのが飲食店です。「美味しそう!」に直接訴えかけることができるサービスは、Facebookなどソーシャルメディア活用がとても向いているご商売だと思います。
また、お花屋さん、アパレル系、などもこれに当たるでしょう。
飲食店は広告予算があれば、「ぐるなび」などへ広告出稿(投資)をしても良いと思いますが、広告予算の捻出が難しければ、Facebookなどソーシャルメディア活用で活路を見いだすことが、妥当な考え方かと思います。
2、アイデア商品や画期的な新商品→Facebookなどソーシャルメディア活用がキモ
誰も知らない商品は、検索されようがありません。
従って、そのような状況においては、(極論ですが)ホームページの内容を充実させることよりも、まず当該商品を世の中に認知させる取り組みが優先となります。
※念のため、ホームページの内容充実(いわゆるホームページでの接客)をないがしろにして良い、という意味ではありません。あくまで順番として、ソーシャルメディア対応が先だと思います。
3、健康食品など、検索型の商材→ホームページの検索上位保持と内容改善がキモ
みんなが検索して探すような商品、たとえば健康上で必要な商品や、比較して安いものを探そうとする商材(オフィス用品や事務用品、家電製品など)は、とにかく検索で上位に居ないと、苦しい戦いになります。
ここで、王道のSEO(検索エンジン対策)で目に見える結果が出ることに時間がかかることに嫌気をさす経営者様は、SEM(検索エンジン広告)などに目を向けがちになります。
これも、経営戦略として広告予算をどのようにとらえるかによって、選択(広告を出すのか、出さずにSEOを地道に頑張るのか)が分かれます。
4、想いやストーリーがある事業所さまの場合→Facebookなどソーシャルメディア活用がキモ
想いやストーリー(商品の開発や起業に当たってのストーリー)は、ホームページに到達したユーザーに「安心感」等を与えて引き合いにつなげようとする優良なコンテンツですが、「ホームページに到達したユーザー」にだけしか見せてはいけないものではありませんので、Facebookなどソーシャルメディアにてそれを小出しに打ち出していくことは有効だと思います。
いわゆる「共感」を呼ぶ想い/ストーリーは、「興味をわかせる」という優良な戦術にもなり得ます。
5、こだわり(目利き)などがある事業所さまの場合→Facebookなどソーシャルメディア活用がキモ
くれぐれも、ホームページの内容充実がどうでも良いわけではありませんが、ソーシャルメディアという「場」をより良く使えるパターンとして、「こだわり/目利き」などがある事業所さまのケースがあります。
特に、乱暴な言い方になるかもしれませんが、多くの潜在顧客にとっては「どんなお店でも品揃えに違いはないのではないか?」と誤解されがちなご商売こそ、ソーシャルメディアでその「違い」を存分に訴えて頂きたいと思います。
すなわち、酒店、乾物店などの小売店がそれに当たります。
もちろん、くどいようですが、これらの小売店が扱う商品は往々にしてネットショップでも販売されていますから(ネット上の競合が多いので)、検索上位表示なども頑張っていく必要があります。
こう考えますと、ホームページの内容充実は全ての事業所で求められる一方、
・検索結果にて上位に表示されていることが必須かどうか
が、戦術の分かれ目と言えるでしょう。
今日は『ホームページとFacebook、どちらを頑張るべきかという判断基準』というブログでした。
いつもお読み頂き、感謝いたします。
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2013年12月16日
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