今日はJA大阪広報協議会様の第40回記念総会での講演、『JAホームページを活用した広報戦略について』でお話をさせていただきます。
JA様は地域に根ざした団体様だと思います。農家のかただけでなく、地域住民のかたへの情報提供もしていくわけですから、わかりやすく的確な情報発信が求めらると思います。
JA広報ご担当の皆様はとても重要な任務に就かれているわけですね。少しでもお役に立てますよう、誠心誠意努めたいと思います。
さて今日は「一番知ってほしい情報を一番目立たせていますか」というブログです。
ホームページコンサルタント永友事務所のコンセプトは「お一人でホームページ運営を頑張る経営者様をサポートする」というものです。
中小企業様を訪問させていただいていると、ネット活用(Web活用)についてチームを組んで取り組んでいる、という企業様は極めて稀です。
・社長が自らホームページを作成する
・経理担当者(社長の奥様など)がホームページ担当を兼務する
・若手社員にホームページ運営を一任する
・社長が息子さんにホームページ作成を頼む
という状況が多いようです。
わかりやすく言えば、社内の誰かお一人がホームページ作成・運営についてひとりで悩んでいる、という状況です。
心細く、不安で、何が正しいのかもよくわからず、細かい情報に振り回されます。
私もそうでしたから、痛いほどよくわかります。
ホームページコンサルタント永友事務所は、このような「お一人でホームページ運営を頑張るかた」のお役に立つことを最大のミッションにしています。自らの「本当に心細かったWebマスター時代」の目線なので、ご相談者様と同じ方向を向けるのだと思っています。
さて、特に「お一人で」「ホームページを自作する」場合に、いくつかの特徴がみられます。
その一つが「情報の強弱をつけない(つけられない)」ということです。
極端に言えば、会社案内と、新サービス提供開始のお知らせと、商品一覧と、日常の徒然日記のようなブログが同列になっているような状況です。
ぱっと見、どの情報が一番重要なのか(見るべきなのか)が判断しづらいのです。
この「情報の強弱が付いていない」ホームページは、とても「わかりづらい」という印象を与えます。わかりづらいホームページを見続けるほどお客様はお人好しではないので、わかりづらいと「離脱」(ページを去っていくこと)につながります。
企業側が見てほしい情報を、まずお客様にも見ていただける、そしてその情報がお客様にとって有益な(耳寄りな、目新しい、面白い)情報であれば、お互いハッピーな状況になることでしょう。
では、「一番知ってほしい情報を一番目立たせる」とは、どうすれば良いのでしょうか?
概ね以下のような工夫になると思います。
・他とは違う文字色にする
・他とは違うバナー(ボタン)色にする
・他とは違う大きさのバナー(ボタン)にする
・ページの上部(スクロールせず見られる位置)に掲載する
・「囲み」(枠)で囲む
・「知っていただければ嬉しいが、もし知っていただけなくてもよい」というレベルの情報の掲載をスパッとやめる、もしくは少なくともトップページからは行けなくする
ある意味、どれも当たり前なことかもしれませんが、その当たり前が出来ていないホームページが多いのもまた事実だと思います。
ホームページが分かりづらいと感じたら、あるいはお客様からそう指摘されたら、「情報の強弱」について再度見直してみてはいかがでしょうか。
今日は「一番知ってほしい情報を一番目立たせていますか」というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。