今日は小田原市内の中小事業者様のホームページ作成時アドバイスをさせていただきます。
先日お伝えしました、【公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC)様にて、5/19(火)18:30 〜 20:30、「Web集客」に特化したセミナー講師を務めます】という件ですが、当初の定員から倍増し60名様定員になったようです。
IDEC様のセミナーは熱心な受講者様がお集まりになるので私もワクワクしています。残席僅かですので、ぜひ参加を検討ください。
5/19横浜でのセミナーは、主にFacebook等SNS活用(リスクの話含む)とブログ活用のお話です。
どちらも大事な話だと思いますが、「ブログ」についてはWeb集客の基盤ですので、全ての事業者様が取り組んでいただきたいなと思っています。
「ブログ」(特に中小企業様がビジネス目的で運用するビジネスブログ)は、主な運営目的は「検索に引っかかること」です。
なんとなく徒然日記のように日々の出来事をつぶやくため(経営者の自己満足のため)にあるものではなく、ましてその日の業務予定を報告するためでもなく、「あるキーワードにおいて検索で上位に位置するために」書く、というのを狙いにすべきでしょう。
俗に「検索エンジン最適化」と呼ばれるテクニック(『工夫』や『テクニック』なので、『最適』になることは理論上あり得ず、その意味でホームページコンサルタント永友事務所では、誤解を招きやすい『最適化』という言葉ではなく『検索エンジン対策』と呼んでいます)については、これまでもこのブログやセミナー、コンサルティングで繰り返しお話ししていますが、
1、ページ中に、ターゲットキーワード(ユーザーが検索してくれるであろう言葉)を”適切なボリュームで数多く”入れておく
2、被リンク(自社ページを誰かが”リンクしてくれる”こと)の数を増やす
3、有用で新鮮な情報を掲載する
ことこそが重要ポイントであると思います。
ここで、「キーワードを”適切なボリュームで数多く”入れておく」という部分について、
「永友さん、以前あるセミナーでターゲットキーワードの割合は文章全体の『5%』くらいがよいと聞きましたが、本当にそれくらいが良いのでしょうか?」
「他のコンサルタントに、キーワード出現率は『5%』を目指しましょう、というような指導を受けたことがありますが、それは正しいことですか?」
という趣旨のご質問を頂くことがあります。
というより、最近またなぜかキーワード出現率のご質問が増えている気がします。
ブログなど、ある文章の中のターゲットキーワード(検索上位を目指したいキーワード)の含有割合のことを【キーワード出現率】と呼んだりします。
私はキーワード出現率のご質問を頂いた時には、概ね以下のようにお答えしています。
「まず、キーワード出現率という考えかたは、忘れてください」
「何%か、ということが大事なのではなく、『人が読んで不自然でない程度に、かつ、多めに』というのが正しい考えかただと思います。」
「一方、これまで多くの経営者様のブログやホームページ文章を拝見してきましたが、ほとんどのページではターゲットキーワードの割合が少なすぎると思います」
「つまり、今の書き方よりも、『意識して』ターゲットキーワードを入れる(追加する)位の気持ちで、やっと丁度良くなると思いますよ」
そうお答えすると、ご質問をされた経営者様は皆一様にホッとした表情を浮かべます(笑)。
それもそのはず、ブログを書く時にいちいち「キーワード出現率(ある文章の中のターゲットキーワードの含有割合)」を意識して書く、もっといえばターゲットキーワードが5%になるように意識することなんて、実務上ほぼ不可能なのです。
ところでホームページコンサルタント永友事務所自身のホームページやブログでも、あるキーワード(複数ありますが)において上位表示を目指しているところですが、その中の「あるキーワード」については現在、上位表示が達成できており、そのキーワードでほぼ毎日アクセスがあり、折に触れ、そのキーワードに直結したサービスの受注があります。
そのページにおける「キーワード出現率」は、3%です。
要するに、5%でなくても良いわけなのです。
「キーワード出現率を5%にしよう!!!」と力が入ってしまいブログ執筆の手が止まってしまうよりは、
・『人が読んで不自然でない程度に、かつ、多めに』
・今の書き方よりも、『意識して』ターゲットキーワードを入れるくらいでちょうどよい
というザックリとしたおおらかな気持ちで臨むほうが良いのでは、と思います。
今日はキーワード出現率に関するブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
≫永友事務所の今後のセミナー予定はこのようになっています