今日から酒田市雇用創造協議会様の人材育成セミナーで講師です。
就職、起業など様々な夢を持つ受講者様に、わかりやすくしっかりとお話させていただきたいです。
▲遠くに月山が見えます
さて今日は「21列目よりも後方の座席とは」というブログです。
今回は山形の「おいしい庄内空港」まで羽田から飛行機に乗ってきました。
1時間弱で着くので、本当にあっという間です。
ところで飛行機に乗るときにいつも気になっているコトバがあります。
搭乗するときに、このようなアナウンスがあるのです。JALでもANAでも、です。
「機内混雑を避けるため、21列目より後方のお座席のお客様よりご案内致します」
後ろから順に詰めるという考え方は正しく、当然のことだと思いますが、
・21列目よりも後方の座席
というのは搭乗者全員が理解できる言葉なのかなあ、ということです。
少なくとも、初めて聞いたときには私自身、理解できませんでした。
例えば座席番号「24K」は、24列目の進行方向右側の窓側座席ですが、これは「21列目よりも後方」なのか「21列目よりも前方」なのか、初めてなのに分るでしょうか?
私は新幹線にもよく乗りますが、「1A」という席が、車両の「進行方向」でいうとどちらのドアに近いのか?というのが未だに分りません。
このように、「誰にでも分るような表現」というのは、不特定多数の関係者がいる状況ではとても重要な要件であり、それが欠けていると、関係者の不安、混乱を引き起こしますね。
私ならこのアナウンスは「機内混雑を避けるため、21番より大きい数字のお座席番号のお客様よりご案内致します」にします。
自社で提供するサービス、商品の説明について、「誰でも理解できる表現なのか?」を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
今日は「21列目よりも後方の座席とは」というブログでした。いつも最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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