昨日は川崎市のサービス業様を訪問しホームページコンサルティングをさせて頂きました。
工業が盛んな印象がある川崎市ですが、サービス業様も大変頑張っています。
昨日も経営者様・担当者様ともにWeb活用の意識が高く、前向きに頑張っていらっしゃいました。
また今日は山梨県の事業所様と「ペルソナ」について協議しています。重要なお客様(=ペルソナ)に向き合うことがホームページの精度を上げる第一歩です。
さて今日は『表紙が見たいから雑誌を買うのではない』というブログです。
中小企業のホームページ活用を考え続けて早や17年です。多くの中小企業経営者様とお目にかかり、多くの意見交換をし、多くのホームページを見てきました。
効果を出しているホームページ、逆に、苦労だけで効果が出ていないホームページ、様々なデザイン/コンテンツがあるものです。
「効果が出ていないホームページ」の特徴はいくつかあるのですが、「トップページが『ざっくりとしたイメージ(雰囲気)を伝えるだけ』に留まっている」ホームページは、やはり効果が出ないと思います。
・「信頼感」っぽいイメージ(雰囲気)だけ
・「自然派(ナチュラル)」っぽいイメージ(雰囲気)だけ
・「IT」っぽいイメージ(雰囲気)だけ
・汎用的な写真の上に、「あなたに笑顔をお届けしたい〜●●株式会社の願いです〜」など抽象的なメッセージ
などなど。
各論は次ページ以降にあるから、トップページは「表紙」のようにイメージ(雰囲気)だけ伝えようということでしょうか。
しかし表紙が見たいから雑誌を買うのではないように、「読み手にとっての『得(ベネフィット)』」が期待できる(想像できる)具体的なトップページでなければ、中小企業HPのトップページとしては機能しないと思います。
ざっくりとしたイメージ(雰囲気)だけでは、次を読もうという意欲が湧いてきません。中小企業のホームページは、もっと単刀直入なものが良いと私は考えています。
ネットの向こうのお客様は、のんびりとネットサーフィンを楽しんでいるわけではありません。自分にとって有益なホームページなのか?をテキパキとチェックしながら取捨選択しています。
「トップページが『ざっくりとしたイメージ(雰囲気)を伝えるだけ』に留まっている」ホームページは、1歩目からまず踏み違えていると思います。
ホームページのトップページで、提供できる価値をコンパクトに伝えていますか?誰に何の得がある企業なのかを、端的に伝えていますか?再度確認いただければと思います。
今日は「表紙が見たいから雑誌を買うのではない」というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
≫永友事務所はこのようなケースでご利用頂いています