こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
今日はこれから横浜南部市場で卸業様のコンサルティングです。また18:30からは公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC)様で『ホームページの営業力を高める方法』セミナー講師です。
ホームページの営業力を高めることは、つまり「ホームページの内容と表現」をどうするか?ということになります。
せっかくアクセスされたホームページで、内容が伴わない(期待はずれ)、あるいは表現がズレていたり独りよがりな言い方になると、閲覧者はどんどん去っていきます。
結果を出している事業所がどのように考え、取り組んでいるのか?をしっかりお伝えしたいと思っています。
さて今日は『恨み節の経営効果』というブログです。
かねてより、いつか書こうと思っていたブログです(笑)。
・経営方針が素晴らしい
・商品、サービスが素晴らしい
・活き活きと働いている
でもなぜか、ブログやFacebookで「恨み節、ボヤキ」などを頻繁に書く経営者様がいらっしゃいます。
本当に本当にやめていただきたいな、と思います。
ただ、そういうかたに、やんわり申し上げても、数日はそのような投稿が止まっても、次第に『復活』してしまうのです。
これは人間性や性格の問題ではなく、ウェブという媒体を正しく理解していないから起こることだと思います。
ブログやFacebookを書く(投稿する)ときは、経営者様やスタッフ様の投稿者本人が、パソコンやスマホに向かって、まさに日記を書くような状況で書くものです。
具体的には、朝から仕込みが終わって、昼は店頭での店番、あるいは工場での仕事、片付けや残務が終わってやっと空いた時間でパソコンやスマホに一人で向き合うのですから、つい「内省」のような、あれこれ反省する時間になることでしょう。
そのこと自体は、私も痛いほどよくわかります。
が、そのように静かに自分に向き合った時間で、日記を書くようにブログやFacebookに書いたものは、あるいはその内容が「恨み節、ボヤキ」であれば尚更、投稿ボタンや保存ボタンを押した瞬間はスッキリするとしても、それが会社やお店の印象を(思っている以上に)植えつけてしまうものである、ということは肝に銘じておくべきだと思います。
「経営者たる自分が、何を考え、何を発信しても自由ではないか」
「様々な面も出して、ありのままの自分を出すのが良いのだ」
という抗弁があるかもしれません。
それはもっともで、一理あります。
ただし、その行為が、貴社商品やサービスの素晴らしさを曇らせ、購買意欲を低下させ、あるいはそのことで従業員のモチベーションが下がってしまうことと引き換えにするには、あまりにも大きい代償であると思います。
私自身も、未熟な人間ですから、日々、ボヤきたいことは山ほどあります。
ただそのことを、ウェブという『言葉や印象が一人歩きする』メディアに載せるのは極めて不適切であることは、辛うじて理解しているつもりです。
あなたのブログやFacebook、恨み節が多くなっていませんか?
今日は「恨み節の経営効果」というブログでした。