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2016年04月03日

画像のalt属性(オルト属性)を指定していますか

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

中小企業のWeb活用の現場を回らせていただいていると、様々な場面に出くわします。
・担当者を褒める経営者様。そして「えっ!褒められたのは入社して初めてです」という当該担当者様
・ウェブ販促の話のはずが、顧客向けプレゼン方法の相談になる
・人生相談(特に、その経営者様が跡取りにさせたいと思っている息子との関係について)
・喧嘩を始める母娘

ともあれ、仕事について真剣に向き合った結果、そのような状況になるのだと思っています。

さて中小企業のWeb活用の現場では、Web活用全般(Webツールの使い分け)の話やお客様目線のコンテンツの話から、狭義のテクニカルな話まで多様なお話をさせていただきます。

その中で、検索エンジン対策(SEO)について様々議論するとき、

「ところで画像にalt(オルト)が付いていませんね。できればこれも付けていきましょう」

とお話しすると、意外に食いついていただくことが多いです。

「えっ!alt(オルト)って何ですか」
「alt(オルト)は、どうやって付ければよいのですか」

などの反応があります。

alt(オルト)、alt属性とは、簡単に言うと「画像の代わりになる文字情報」のことです。

例えば以下のような写真をホームページに貼ったとします。

片瀬漁港

いま私はこの写真に対して「片瀬漁港」というalt属性を指定しました。
altを付けた、という言いかたでもよいでしょう。
※私自身が約1年前に地元神奈川県藤沢市の片瀬漁港で撮ったスマホ写真です

このalt属性の「付け方」は、使っているホームページ編集ソフトやCMSによって様々ですが、例えばホームページビルダーの場合は「画像のプロパティ」等の箇所で指定することができると思います。
ワードプレスでは、「画像詳細」の「代替テキスト」という箇所で入力します。編集画面で画像をクリックすると鉛筆マークが出ると思いますので、そこを押すと「画像詳細」という画面になりますので確認してみてください。
Jimdoの場合は、編集画面で画像をクリックして「追加オプション」の「キャプションと代替テキスト」で「代替テキスト」という箇所に入力します。

さて、なぜこのalt属性を付けたほうが良いか、なのですが、本来は「何らかの理由で画像が閲覧できないかたに、その写真の内容を伝えるため」のものです。

例えば上記写真では、何らかの理由で画像が見えない方にも、「ああ、片瀬漁港という名前の漁港の写真が貼ってあるのだな」という情報を伝えることができます。これが本来の目的です。

転じて、このalt属性には「文字情報」を入れるわけですから、ここに検索エンジンに拾ってほしいコトバを入れると検索エンジン対策になるのでは、と考える人が当然いるわけです。

そのことは例えばGoogleも分かっていて、「Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」では、以下のような記述があります。

タイトル タグの要素と alt 属性の説明をわかりやすく正確なものにします
※引用:ウェブマスター向けガイドライン

検索で適切な順位に表示(ランク)されるために「Google がページを理解できるよう手助けする」ことが大切だ、という文脈において「alt属性の説明をわかりやすく正確なものに」したほうが良いですよ、とGoogle自身が言い切っているわけです。

ですので、まずは画像にalt属性を入れていない場合は、「入れたほうが良い」のは間違いないわけです。

実際には、この「alt属性を入れる(指定する)」という作業は地味でちょっと面倒くさい作業なので、多くのWeb担当者はこの「alt属性を入れる(指定する)」作業を割愛することが多いと思います。特に写真が多めのホームページでは、「いちいちaltなんか付けていられないよ!」という気持ちになるのはもっともです。

が、特に競合他社とあるキーワードでしのぎを削っているような状況では、こういった地味で目立たない部分でも疎かにしないことが大切なことなのですね。

このalt属性ですが、「わかりやすく正確なもの」が望まれる、とGoogleは言っています。
これは、やんわりと「過剰に入れたらダメだぞ」「画像に関係ない文字を入れたらダメだぞ」とGoogleは言っているのです。

例えば上記の片瀬漁港の写真では、

「カレーハウス永友の美味しいカレーが食べられる藤沢。カレーの街?いや、そうではないですが藤沢市の漁港。シーフードカレー等」

などのalt属性を入れると過剰なわけですね(藤沢のカレー屋さんの場合)。

あくまでも、写真に「適切な内容の、適切なボリュームの」説明を入れることで、ひいては検索でヒットすれば尚良い、という観点で考えていただければと思います。

ウェブ活用は、このような地味な取り組みが、あとでジワジワと差になって表れるものだと思います。「検索での上位表示」というのは中小企業Web活用の現場では最も基本的で重要な施策です。ぜひ疎かにせず取り組んでいきたいですね。

今日は「画像のalt属性(オルト属性)を指定していますか」というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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posted by わかりやすいコンサルタント at 11:52| Comment(0) | SEO(コンテンツSEO/キーワード対策) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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