こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
昨日は大分県の臼杵商工会議所様で「SNS・ブログ活用講座」講師でした。ご熱心な受講者様にお集まりいただき、とても嬉しかったです。
大分駅から日豊本線という路線で臼杵を目指しました。私は各駅停車(普通列車)でお邪魔しましたが、大分駅ではたくさんの特急が行き来しているのが印象的でした。九州は特急が多く走っているのでしょうか。
さて今日は「商品詳細ページからの、コンテンツページへの動線についての考えかた」というブログです。
分かりやすく、例を挙げてお話しします。
例えば梅加工品のネットショップ様で「梅エキス」という商品のページがあるとします。
当然、ネットショップですから「購入する」(カゴに入れる)のようなボタンがあるのは必須です。
そのほか、一般的には、
・製法のこだわり
・原料となる梅の品質について
・生産者の人柄
・梅エキスを使ったレシピや、活用方法
・購入者の感想(お客様の声)
など、購入を促すような情報を併記することが多いでしょう。
ここで問題なのは、例えばそれらの「購入を促すような情報」が、他のページでより詳しく書かれている場合に、その商品詳細ページからその「(より詳しく書かれている)他のページ」(いわゆる「コンテンツページ」)にリンクを張るべきかどうか、という点です。
多くの場合、商品詳細ページから、そういったコンテンツページへのリンクはあまり得策とは言えないと思います。
というのは、例えば既に購入について前向きな感情を抱いていて「購入しようかな」と思っているかたが、そういったリンクを辿ってコンテンツページへ移動してしまい、買う気がそれてしまう可能性があるからです。
商談の途中で、わざわざ部屋を移動し、雑談をするようなイメージです。「いますぐ買っていただく」ということを目的にするならば、ナンセンスな動線と言えます。
しかし、「多くの場合、得策とは言えない」と書いたのは、「場合により、得策である」ということもあるからです。
「いますぐ買っていただく」ことを目的にせず、「自社の考えかたや価値観などをじっくり知っていただく(その後、自然に購入につながることを期待する)」ことを目的にするならば、そういったコンテンツページへ動線を張り、自社のことを知っていただくこともひとつのやりかただと言えます。
つまりは、「そのホームページの目的をどこに置くのか?」によって、動線の張りかたも変わってくるというわけです。
「自社ホームページは、誰に、どうなってほしいためのものなのか?」を再度考えたいところですよね。
今日は『商品詳細ページからの、コンテンツページへの動線についての考えかた』というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。