こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
先日、長男が通う中学校で合唱コンクールがあったので、観覧に行きました。
自分が中学生の頃は、合唱コンクールは自校の体育館で行った記憶があります。今は、ホールを借りて大々的に行うのですね。
中学生が選曲する歌がとても難しいものだったのでとても驚きました。二拍子と三拍子が入り乱れるメロディーだったり、前奏なく歌い出す歌だったりしました。合唱コンクールもレベルが高くなっているようです。
余談が長くなりましたが、今日は『Web担当を一人きりにしていませんか』というブログです。
主に、中小企業や店舗経営者様向けに書きます。
ネットでの情報発信は、特別なことのように誤解されることがまだまだ多いです。
今から10〜15年前までは、そうだったかもしれません。
パソコン操作が分からないと使えない、また、ネットでの情報発信マナーなどを知っていないと発信が難しい。そういう時代もありました。
しかし今では、多くのかたがスマホを保有し、少なくともネットでの情報収集力は昔に比べて高まっていると思います。また、LINEやツイッターなどの登場で、ネットを使って他者とコミュニケーションを取ること自体に慣れているひとも増えていると思います。
こういう状況でありながら「ネットでの情報発信は、自社内で一番若い人に任せておこう」などの感覚を持ち続ける経営者様も、まだまだ多いようです。
自社内でWeb活用について一人に任せていると、以下のようなデメリットが出てきます。
・そのWeb担当者の仕事(実務)が増え、その担当がそれまで担っていた他業務が疎かになる
・Webでの情報発信があまりにも大変になり、疲労したり、「やらされている感」が増大し勤労意欲が低下する(仕事自体のモチベーションが下がる)
・情報発信内容がワンパターンになる
・いわゆる「暴走」した時に抑止できない
・Web担当が休んだり退職すると、対処できなくなる
ですので、「原則的に、そのWeb担当者が一人で頑張る」ことを前提とするのではなく、「原則的に、スタッフみんなでWeb担当を担う」というふうに発想を転換していただくのが良いと思います。
貴社のWeb担当者は、最近疲れていないでしょうか?抱え込んで、塞ぎ込んでいないでしょうか?
Facebookもツイッターもインスタグラムも、複数のスタッフが交代で投稿しても良いわけです。あるいは、「投稿はWeb担当が行うが、ネタ探しなどはみんなで行う」のでも良いわけですね。
Webでの情報発信は特殊技能ではなく、もはや誰でもできるものになっています。この体制づくりは、経営者様や部門リーダーの役割だと思います。