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2016年12月18日

外部ライターに書かせた文章をしっかり確認していますか

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日は神奈川県内某市の施術系サービス業様へのホームページコンサルティングです。
とても真面目な経営者様で、ホームページにもその真面目さ、誠実さが滲み出ています。
このような、真面目にコツコツ頑張る経営者様を応援したいと思っています。

さて今日は「外部ライターに書かせた文章をしっかり確認していますか」というブログです。

ホームページの新規作成やリニューアルで、「発注側(中小企業等)として」一番大変な作業は何でしょうか?
それは、「原稿の用意」に他なりません。

基本的には、ホームページ制作会社は「用意された素材(文章や写真、図版)を使っていい感じにホームページに仕立てる業務」を行う会社です。
つまり「素材」そのものは、発注側の企業が用意するのが普通です。

ここで、「自分では(自社内では)うまく用意出来ない…」というときには、外部の力を借りることもあるでしょう。例えば写真は、やはりプロに撮ってもらった方が良いものが用意出来そうですね。
流れ図やポンチ絵、挿絵なども、イラストレーターさんに作図してもらった方が、印象が良くなることでしょう。

では文章はどうでしょうか。これについては、やはり知識や思い入れの観点から、発注側の企業が自ら作成(準備)するのが妥当だと思います。

このときによくある話として、

「いやあ、自分は文章を書き慣れていないから、誰かに書いて欲しいなあ」

などと甘えたことを言う経営者様もいらっしゃいます。

「いやあ、日々の実務で忙しくて…」
「まとまった文章を書き慣れていないから…」

などいくつも理由を並べるのですが、要するに、面倒くさいのでしょう。

文章を、経営者本人ではなく他の人に書いてもらう場合は、

(1)社内で、若手社員や営業担当者に書いてもらう
(2)インタビューアーにインタビューしてもらっって、それをまとめてもらう
(3)外部ライターに代筆してもらう

などの方法があります。ここで問題にしたいのは、(3)外部ライターに代筆してもらったとき、に、その原稿が自社の責任でネット上に掲載されても問題ないものなのかどうかをきちんと確認していますか、ということです。

先日、ある機会で、ある小売店様のホームページを拝見した時のことです。コラムの欄に書かれた5〜6個の記事は、
・外部ライターが
・当該企業にインタビューせず
・ウィキペディアなどの情報を適当に繋ぎ合わせて
書いた文章でした。
私は心から失望し、久々に怒りが湧きあげてきました。

適当な文章を紡ぐ外部ライターや、それが発注側企業のブランド価値を下げるようなものであってもそのまま採用・掲載する制作会社もしかりですが、「適当な文章を適当に」ホームページに掲載する発注側企業も、救いようがありません。

プロに頼めば、全てを良きに計らってくれる、というのは幻想です。外部に依頼したものでも、最終的に責任を取るのは自社です。

自社ホームページの文章は、どんな意図で、どんな想いで掲載しているのか、説明できますか。
その説明が出来なければ、むしろその文章は無い方がましです。取りあえず取り繕うようなホームページならば、無い方が良いでしょう。

今日は「外部ライターに書かせた文章をしっかり確認していますか」というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

posted by わかりやすいコンサルタント at 12:35| Comment(0) | HP制作業者との交渉(委託実務) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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