こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
昨日は、横浜のIDEC(公益財団法人横浜企業経営支援財団)様にて「いまのホームページに足りないこととは?〜お客様目線のホームページに変革する方法〜」という趣旨のセミナー講師をさせていただきました。
IDEC様でのセミナーは、受講される皆様がいつも真剣で、私も非常に嬉しいです。私のセミナー(いつも同じような話になりますが…)に複数回参加され、着実に情報を定着させるかたも多いようです。本当に感謝です。
今日はこれから出雲空港に飛んで松江市に向かいます。非常に業績好調な小売店様のウェブ活用ご支援です。
さて今日は「ホームページのコンセプトは複眼的に考える」というブログです。
ホームページを初めて作るとき、もしくは事実上初めて取り組む時には、ホームページ周りで考えることはたくさんあります。
・自作するのか?制作会社さんに委託するのか?
・当初予算とランニングコストをどうするか?
・情報更新等の担当は誰にするか?そのスキルは充分か?
・どういう切り口(「誰に」「何を」の軸)で訴えていくか?
・原稿や写真は誰がどう用意するのか?またその内容は妥当か?
上記のうち、もっとも思考時間を要するのが「どういう切り口(「誰に」「何を」の軸)で訴えていくか?」という、コンセプト作りの部分です。
このコンセプト作りでは、
・自社の強みなど(いわゆるSWOT分析)
・顧客ニーズ
・自分が叶えたいこと
を複合的に考えていくことになります。
このとき、「自分のやりたいことと、顧客ニーズがマッチするか分からない」「自社のこれまでの経験と、本来やりたいことが乖離している」などということも起こります。
こういう場合に、ベストな取り組みは「色々な人の意見を聞く」ことです。
商工会や商工会議所、「よろず支援拠点」など公的な支援団体様は、起業家や創業予定者の話をきちんと聞いてくれ、非常に客観的なアドバイスをしてくれると思います。
複数の人のアドバイスを総合的に咀嚼していく過程で、「ああ、自分が思っていた顧客ニーズは、自己中心的だった」とか「いままで縦軸で考えていたが、横軸で訴えても良いのか」(例えばの話ですが)といった、気づきが生まれてくると思います。
昨日は4人がかりで(ご本人含め5人で)、あるかたのホームページコンセプトを考えたのですが、皆真剣でとても良い時間だったと思います。また、ディスカッションの始めに想定していたコンセプトとは全く違う切り口のホームページに進んでいくことになりそうで、そこがまさに、複眼的に考えるメリットなんだろうと思います。
皆さんも、コンセプトを考えるときはぜひ「複数人で」考えてみてくださいね。合理的かつ効果的な時間になると思います。
今日は「ホームページのコンセプトは複眼的に考える」というブログでした。
いつもブログを最後までお読みいただき、ありがとうございます。