最近は個人的な勉強会様から講師の打診があります。2002年からWeb活用セミナーの講師を続けていて、商工会議所/商工会様からの講師依頼が一番多いわけですが、「経営者様の(個人的・自主的な)集まり、勉強会」での講師用命も増えてきました。
さて今日は「お客様はどんな言葉で検索すると思いますか」というブログです。
ネット上の情報の中心が文字(テキスト)である以上、「キーワード検索」という情報探索行為は減らないと思います。お客様がネットで情報を探すとき、「何らかの言葉を検索窓に入力して検索ボタンを押す」という行為は、これまでも、そしてこれからも大きなウェイトを占めることでしょう。
逆に言えば、企業やお店の立場では、「お客様がどんな言葉で検索するか?」ということを絶えず意識しておかないと、取り残されてしまうと思います。
しかし中小企業様の現場を回っていますと、
・自分(=中小企業経営者様)ではあまりネットを見ない
↓
・自社ホームページが、検索で出てくるのか出てこないのかも、よくわからない
という経営者様がまだまだ多いです。心から、勿体ないなあと思います。
百歩譲って、Web活用をしない/検索エンジン対策などもしないとしても、新規のお客様が自社(自店)のような商品/サービスを探すときにはどんな言葉を使うのだろうかという意識だけは持っていただきたいと思います。
検索キーワードは、お客様(特に新規のお客様)の生々しいニーズが隠れているわけですね。それ自体を意識せず事業運営を行うのは、ちょっとあり得ないのではと思います。
私のような細々した個人事業主から、一部上場の大手企業まで、「検索キーワードが自社の経営にまったく関係ない」というのは、あり得ないと思います。自社が関係ないと思っても、競合関係の会社がそのキーワードで検索好位置につけるとどうなるかを考えればわかることです。
新規のお客様の気持ち/ニーズを慮(おもんぱか)る意味でも、「お客様はどんな言葉で検索するか」という問題意識は持っていていただきたいと思います。
今日は「お客様はどんな言葉で検索すると思いますか」というブログでした。いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
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