昨日は横浜市内のメーカー様にてホームページコンサルティングでした。かれこれ2年以上のお付き合いのある企業様です。
どんどん新しい施策、事業を生み出していてWebも活発に使っています。社内のWebマーケティングのノウハウもたまっていますが、その定期チェックとして永友事務所を利用いただいています。定期的に「振り返る」機会を設けているのですね。素晴らしいと思います。
さて今日は『「待っている人がいる」という感覚』というブログです。
先日、とある企業様の声掛けで、Webを効果的に使っている複数の企業様の座談会があり、私も特別にお招きいただきました。
ネット活用を始めたきっかけや、継続のコツなど、まさに「Web活用の現場の声」を改めて聞かせていただき私も勉強になりました。
私は座談会の最後に「Web活用は効果が図りづらいツールでもあります。同時に、ネットショップでもなければ、販促にWebを『使わない』という選択もあるはずです。しかしそれでもWebを使おうとする理由は何でしょうか?」という趣旨の質問をさせていただきました。
その中のある企業様が、こう答えました。
「そうですね。やはり『待っている人がいる』からでしょうか」
これはなかなかの至言だと思います。
実際、この企業様が発信する投稿を「ためになるから」「楽しいから」という理由で、投稿を楽しみにしているお客様がいらっしゃるようです。
ここでポイントは、この「投稿を楽しみにしてくださっているお客様」は、はじめから(Web活用を始める前から)楽しみに待っていたわけではないということです。
この企業様が「ためになる」「なんとなくほっこりした気分になる」投稿を続けたからこそ、投稿のファンになり、楽しみに待つようになったのですね。
僭越ながら私も、「以前からブログを見ていて、今回近くでセミナーがあるとのことで参加しました」とか「ブログを拝見していますよ」など声をかけていただくことが多いです。それがすごく励みになります。
同時に、そういうかたにお役に立ちたいという思いで、9年以上情報発信を続けているようなものです。
これからWeb活用を始める企業様は、ぜひ「待っている人がいる」という感覚をもって継続していただきたいと思います。あいにく、始めるときは誰も待っていませんが、継続すると「楽しみに待っている」人があらわれると思います。そうなれば、その人向けに書いていけば良いのです。
あくまで、まずは「楽しみに待っている、この情報発信が役に立つ人がいるはず」という感覚を持って始めていただきたいと思います。
今日は『「待っている人がいる」という感覚』というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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