12月に入りましたね。じつは毎年、年末に近づくとホームページ改善のご相談が急増します。「来年こそ、必ず!」のような決意が湧くのでしょうね。
来週も神奈川県内を中心にホームページコンサルティングが続きます。
さて今日は「Webは即効性があるわけではない」というブログです。
いきなり否定的なブログ記事タイトルで申し訳ないですが、中小企業のWeb活用は「即効性があるわけではない」のは事実です。
もちろん、ブログを書いた翌日に意中のお客様から注文が入った、等の事例も多数あります。しかしそういった「即時的な」側面は稀であり、基本的にはWeb活用は腰を据えてじっくりと取り組むものになります。
じっくりと、他業務に負担がない範囲でコツコツ、細々と積み重ねていくと、その途中から効果を感じ始めて、かつ、その効果が長〜く続く。それが中小企業Web活用実務の実態だと思います。
その「じっくり取り組む」ことに我慢ならない場合はどうするか。それは「広告」をすることになるでしょう。広告予算が取れるのであれば、広告にお金を使えばよいと思います。
ところで、とある気鋭のベンチャー企業様に長らくホームページコンサルティングを提供させていただいていますが、その経営者様は広告を一切しません。その理由は「社員が怠けるから」とのことです。
「広告を出せば引き合いにつながるのは当然理解しています。しかし広告を出すことが当然になると、社員が考える(工夫する)ことをしなくなる。これは長い目で企業にとってマイナスであると思います」
と、非常に明快なご見解です。
例えば、いま、既存客様の売上で企業としては潤っている。
例えば、いま、業界は好調で、売上も良い。
例えば、今後5年、10年を考えると、お客様の高齢化に不安を覚える。
そんなときこそ、つまりじっくりと新規客の取り込みを考えるべき時は、ぜひWeb活用に取り組んでいただきたいなと思っています。
今日は「Webは即効性があるわけではない」というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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