先日、とある牛丼チェーン店にて、アルバイト店員さんが悪ふざけの様子を動画撮影しInstagramの「ストーリー」にアップし、それがTwitterに転載され「炎上」を巻き起こしました。
Instagramのストーリーは、基本的には「友だち」に見せるために気さくな投稿をするような箇所でしょう。
実際、このアルバイト店員さんは、友だちに見せる程度の気持ちで撮影等をしたに違いありません。
ここでポイントは、(そうした人が)悪意があったかどうかとは別に、このストーリー動画がTwitterに転載されたことです。
そもそもストーリー自体が、Instagramユーザーが全て見ることができるものではありますが、それがTwitterに転載されたことで、悪ふざけ動画が一気に広まってしまいました。
つまり、かなりクローズな場所(SNS等)であっても、ネットに何かを投稿した時点で、そこから先は、「転載」などの形でネット上に「オープン」になり得ることを意味しています。メールや掲示板、チャットも同様です。
画面そのものをハードコピーされれば、「投稿」は「画像」に変化し、それこそ転載、伝播が容易になります。
誰かの悪口や、自分がした違法行為など、「友だちに言う」くらいのつもりでネットに書き込むと、それが「オープン」になってしまうことを忘れてはいけないと思います。
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今日は【SNSコンプライアンス〜ネット上で隠れて本音を言える場所は無い〜】というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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