今日は暖かくなりそうな湘南藤沢です。花粉もそろそろ終盤でしょうか。
さて今日は「目つきが変わる瞬間」というブログです。
昨日ですが神奈川県川崎市内の、とある小売店様のホームページコンサルティングでした。
まもなく創業60周年という小売店様で、現在は二代目のご主人がおひとりで頑張っていらっしゃいます。
商売としては昔からある、というより商店街に欠かせないご商売です。
しかし、近隣に大規模な商業施設ができたことから、だんだんとお客様が減ってしまったとのことです。
ホームページビルダーで作成したホームページを手直しできなくなっていて、それを改めて頑張って手直しをするか、といってもそのためにパソコン(ウィンドウズXP)を買い替えたりする必要もありそうで、判断できずにずっと放置していたとのことです。
色々な要素を協議しましたが、ご主人がタブレットをお使いであることが分かったので、Jimdo

このご主人は機械類の操作がお得意で、非常に飲み込みがよく、驚きました。
操作のご説明や、画像加工アプリ「Canva」のご説明などが一通り終わった後、今後のWeb運営の方途について話をしていたときのことです。
「今は私一人でやっていて、何かを改善していく元気もないんですよ」
「数年前までは、チラシを作って地域の皆様に告知をしたものですが、今はもうその気力が無いんです」
「以前は高級な●●が売れたものですが、最近はパッタリです…」
「あと何年出来ることやら…」
そのような言葉が続きました。
私はホームページ以外のWeb発信の可能性も探ろうとして、SNSについてご説明をはじめました。
「いやいや、私はSNSのようなものは馴染みが無く…炎上もさせてしまうかもしれませんし…」
と、控えめな発言が続くご主人でしたが、Instagramのハッシュタグ検索で、このご商売に関する写真投稿をご覧になった瞬間、ご主人の目つきが変わりました。
私はこの瞬間を待っていました。というより、この瞬間を創出するのがコンサルタントの役目であろうと思います。
「なるほど…そうか…このような仕組みで全国規模で集客ができるのか。だから、最近当店への引き合いが減っていたのかもしれない…」
商売人の魂に改めて火が灯された瞬間です。
ご主人はすぐさまInstagramをダウンロードし、ハッシュタグを付けて写真投稿を開始しました。
「当店の▲▲について告知したほうがよいですね」
「Instagramからホームページにリンクを張ることもできるのですか?」
など、言葉そのものが前向きなものに変わっていきました。なお▲▲は、このお店ならではの、素晴らしい技術を伴うポイントで、事実、数年前までは全国から注文があったものだそうです。
昨日のご主人のように、「今後どうしたらよいか分からず、暗中模索になっている」というような、気持ちに”よどみ”が出来て活動が停滞しているお店が日本中にたくさんあると私は思います。
そしてその停滞によって、お店の本来の素晴らしさが表出せず、商売の活力が停滞するだけでなく、地域住民や国民の不利益につながっていると、私は思っています。
おこがましい言いかたになりますが、私はご縁をいただいた経営者様の人生を変えたいと思っています。その切り口が「Web」であり、私はそのことしか分からない人間ですので、他分野の専門家様と連携しながら活動しています。
このお店様は、昨夜遅くもInstagramを更新し、「ビジネスプロフィール」に自力で変更したりして、前向きに取り組んでいます。
いままでまったく意識していなかったSNSという世界で、自分の客層が着実に奪われている現実を目の当たりにしたご主人は、しっかりとスイッチが入ったように思います。
あなたの周りに、もし停滞感のある経営者様がいらっしゃったら、ぜひ商工会議所・商工会に相談したり、セミナーに出る等、変化になるきっかけを教えてあげてください。私は中小事業者の”よどみ”を無くすことが、地域社会や日本経済、子どもたちの未来につながっていくと確信して活動しています。
今日は「目つきが変わる瞬間」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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