地元藤沢では良いお天気が続いています。好天を梅雨までに存分楽しみたいですね。
さて今日は「お客様を書き出してみる」というブログです。
とある小売サービス業様から、「最近、SNS投稿やWeb発信に迷いが生じているので」と、ご相談をいただきました。
この小売サービス業様は前向きで、従来から発信度合いも多いですが、
・各SNSツールで同じような投稿をしているが(自動連携をしているが)それでよいのか?
・もっと投稿を増やしたほうが良いのか、どうか?
そして何より、
・新規来店につながっていないようにも感じるが、投稿内容はこれでよいのか?
というお悩みがありました。
非常に、もっともなお悩みですよね。
色々ご提案をさせていただいたのですが、その中の一つに、
・Instagramのインサイトでユーザー像を確認し、それと合致する「既存のお客様」を書き出してみましょう
というご提案をさせていただきました。
そもそも、お店に共感した。商品を気にいった。投稿内容に共感した。そういうことがあって、「フリー客」が「新規客」に、そして「既存客」になるんですよね。
その意味ではいまの既存客も、もともとは「フリー客」や「新規客」だったわけです。
ですので、これは繰り返しいつもお伝えしていることになりますが、
・このような既存客に喜ばれていますよ
ということを発信することが、じつは「フリー客」「新規客」を誘引するメッセージになるのですね。
つまり「既存客を想定し」「既存客のようなひと」に向けて発信することが、もっとも効率よいWeb集客ではないかと思います。
途方もない、まったく想定していない層から新規注文が来ることは、ほぼ無いと思います。
※仮に想定していなかったとしても、実際には「既存客に似ている」ポイントは必ずあると思います
この「既存客を想定し」について、頭の中で考えることはすぐできますが、「紙に書き出す」ことがポイントです。
頭の中で考えただけでは、そうすべきであることを忘れてしまいますし、なにより、他のスタッフも同じようにブレずに発信するためにも、明確に「お得意様(がどんなふうに喜んでいるか)を紙に書き出す」ことが大切であると思います。
そして何かSNS投稿をするときや、ブログ等Web発信をするときは、その「お客様を箇条書きにした紙」を見て発信内容・表現を決めればよいと思います。もう、迷うことはなくなります。
いきなり画面に向かってウ〜ンとなるよりも、よっぽど効率的な発信ができることでしょう。
この小売サービス業様は、その後、生き返ったようにSNS発信を強化しています。そして明確にしっかりと「既存客のエピソード投稿」に改善されていますので、ますます今後が楽しみです。