地元の湘南藤沢は、梅雨前の貴重な晴れ間です。
さて今日は「一事が万事なお店と、ちょっと改善すれば上手くいくお店の違いとは」というブログです。
20年弱、「中小企業様に対する」「Web活用・ホームページ改善のご支援」という仕事に携わっています。
様々な事業所様に出会ったり、様々な課題の相談を受けます。
いままでで一番驚いた相談は「じつは幽体離脱が出来るのですが、それはどの程度WebでPRしたら良いか」というご相談でした。
それも冷静に、「ペルソナシナリオ法」「お客様目線」「『もてなし』と『いざない』」などの理論から色々ご提案をさせていただきました。
ところで20年弱、この仕事をしていると、
・いまの苦境は、店主の粗野な性格や能力、お店(清潔さ等を含む)そのものが招いている「必然」では?
と思えるお店が、ごくごく稀にですが、あります。個人的には「一事が万事なお店」と呼んでいます。
一方で、
・商品サービスの内容も良く、お店も頑張っているが、ちょっとした「ズレ」「モレ」「ムリ」「ムダ」でたまたま上手くいっていないだけでは?
と思えるお店もあります。
後者の場合は、その「ズレ」「モレ」「ムリ」「ムダ」を指摘させていただき、どうすればその点を改善できるかを提案させていただきます。
例えばInstagramを毎日一生懸命にやっているのにそこからの問い合わせがない→見てみたら投稿に有効なハッシュタグを付けていなかった などの「ズレ」「モレ」「ムリ」「ムダ」は、中小企業様によくあることだと思います。
このどちらも「現状で、上手くいっていない」お店様ではあるのですが、この一番の大きな違いは、
『そもそもお客様に向き合っているのか?(満足させるという方向性を持ち得ているのか?)』
ということに尽きると思っています。
前者の場合の経営者様は、多くの場合で「他責」の考えかたをします。
・よい客が来ない
・冷凍庫が壊れたが業者がすぐ来ない。何をやっている。
・コロナのせい
・競合店ができた
・政治が悪い
・クチコミサイトが全部悪い。訴えてやるぞ。
などなどです。
後者の場合は、基本的に「お客様に喜んでいただく」という姿勢があるので、「ズレ」「モレ」「ムリ」「ムダ」をご指摘してもそれを喜んでアドバイスを受け入れてくださいます。そしてすぐに改善に着手されます。
お客様に喜んでいただくため。です。
お陰様で20年弱で知り合った経営者様のほとんどが「後者」のようなかたがたです。
一方、「●●のせい」「●●が悪い」と思ってしまう傾向がある経営者様は、一度立ち止まって、「来てくださっているお客様を満足させる」ということにフォーカスして過ごしてみてはどうかと思います(他責ではなく、自分から『目の前のお客様』に歩み寄り集中するようなイメージ)。
なお本当にレアですが、不可抗力と言いますか「すごく変なお客様」に「たまたま1件、低評価クチコミを書かれてしまう」ということは、無いとは言えません。
しかし『低評価が何件も続く』ようなことは、基本的には店主の性格やお店そのものに問題があるのでは。と思っています。
今日は「一事が万事なお店と、ちょっと改善すれば上手くいくお店の違いとは」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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