今日は「設備投資せず時間単価を上げ売上を上げる方法」というブログです。
先日、とある事業所様とのコンサルティングがありました。
この事業所様は、既存のサービス自体は好評で、申込などもしっかり得られているという状態でした。
ただし、マンパワーの問題で、これ以上、利用者を増やすことが難しいとのことでした。
つまりいまのサービス提供を拡大することで売上を拡大するということができないという状況でした。
しかし、経営の安定などを考えると、当然ながら「売上」そのものは増大していきたいというご意向でした。経営ですから当然ですよね。
色々と議論しましたが、私は以下のような方法をご提案させていただきました。
■コンサルティング(相談)業務を行う
提供サービスについて深い知見があるわけですし、またそれに付帯する情報について、詳しい知見がありました。
このことを、それに価値を見出すかたに情報提供することで対価を得るという方法をご提案させていただきました。
■外部講師を行う
事業所内でサービスを提供するのは精一杯やっている状態です。上記に関連しますが、いわゆるセミナー講師、研修講師というもの自体は資格なくすぐに出来ることですので、講師業にも挑戦することをご提案させていただきました。
■協会ビジネスを行う
いわゆる「家元」的な立場になることで、会員からのフィーなどが継続して入ってくることについてご提案させていただきました。
■会員向けに物販する
これまでの利用者とは「つながり」がある状態です。まったく新規のお客様に物販するのは、マーケティングが必要ですが、既存会員という「知り合い」には売りやすい(買われやすい)ということをご提案させていただきました。
■プロ向けの講座を行う
いまのサービスについては、もう手一杯とのことですが、見かたを変えて、プロ向けにサービス提供をするということもご提案させていただきました。
■ご自身の露出を増やす(カリスマ化)
上記に全て関連してきますが、やはり「ひと」を前面に出していかないと、サービス業の売上増加は容易ではないと思います。
その意味での「カリスマ化」というものをご提案させていただきました。
この経営者様は、このご提案で複数のヒントが得られたと仰り、事業所に戻られました。今後どのように進めていくのか、私も楽しみにしています。
今日は「設備投資せず時間単価を上げ売上を上げる方法」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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