今日は『「人気(ひとけ)」を出すことと顔出しはイコールではない』というブログです。
「Web3」という言葉が登場しています。これはこれで注視してよいと思いますが、いまの時代は「Web2.0」の時代であることも端的にわかります。
Web2.0はWeb1.0に対応する概念で、非常に大まかに表現すれば、
Web1.0…企業や組織側が一方的に情報発信をして、ユーザーはそれを「見る」だけの時代
Web2.0…企業や組織、つまり「売り手」とユーザーという「買い手」がフラットな関係性がある時代
ということが言えると思います。
Web1.0のころは、ホームページを作れば「終了」だったわけです。Web2.0時代では、例えば、
・ユーザーと「共創」(きょうそう)する(ユーザーの意見を聞きながら商品開発をするなど)
・企業や組織と、ユーザー側が、SNS等のネット上でコミュニケーションを図る
などのことが行われています。
このとき、ある意味で「避けられない」のは、企業や組織の「人柄」を出すことです。
SNSでコミュニケーションを図るにしても、「どんな人が担当者なんだろう?」というのがわからないとコミュニケーションが図れないですよね。
こういう考え方を中小企業経営者様にお話しすると、
「ネットに顔を出すのが恥ずかしい」
と仰るかたが少なくありません。
これはネットで人柄、人気(ひとけ)を出すことと、「顔を出すこと」を混同している状態です。
「人気(ひとけ)」を出すことと顔出しはイコールではありません。顔を出さないまでも、
・ご自身の考えを書く
・どんなお客様に囲まれていて、ご自身(経営者様)はどんなふうに感じているのかを書く
などをすれば、「人柄、人気(ひとけ)」を出すことが可能です。
早かれ遅かれ、売り手側の「思い」「考え」を伝えて、お客様とコミュニケーションを図っていくことは避けられないと思います。
顔を出さずともそれは実現できますので、ぜひ取り組んでいただければと思います。
今日は『「人気(ひとけ)」を出すことと顔出しはイコールではない』というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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