今日は「ChatGPTは小規模事業者に有用なのか?」というブログです。
ChatGPT(チャットジーピーティー)はOpenAIという企業が開発したAIツールです。
その特徴は「対話型」(チャット形式)で情報のやり取りができることです。
初期登録をすれば無料で利用できます。
私自身は、SNSや各種Webサービスについて、かなりドライな姿勢を取っています。
つまり「新しいから」「話題だから」という理由で特定ツールをやみくもに推奨することはなく、あくまで「お店や小さい会社など、小規模事業者様の商売繫盛に使えるのか?使えないのか?」という点にフォーカスしてツールを検討しています。
では、ChatGPTはどうでしょうか?使える点と使えない点、またリスクについて気づきましたので記しておこうと思います。
1、小規模事業者様にとってChatGPTが「使える」点
特定の事務作業を代行補助(時間短縮。生産性向上)させられる点は、非常に有益であると思います。
例えば下図は、ChatGPTに「アメリカの各州の名称と人口をわかりやすくテーブル形式で表現したい」と依頼してみた結果です。
これまでは、「Google検索等で『アメリカの各州の名称と人口』について検索し、その結果を踏まえて自分で『表形式』でまとめる」という作業が必要だったと思います。
ChatGPTを使うと、その作業が、まさに「驚くほど、あっという間に」出来上がります。
つまり「ネット上にあるような情報」を、スピーディーにまとめるという作業については、ChatGPTは非常に有益であると思います。
2、小規模事業者様にとってChatGPTが「使えない」点
じつはいま、とある企業のキャッチコピーを考案中なのですが、ChatGPTにその企業の概要を伝えて「キャッチコピーを考えてほしい」と依頼してみたのですが、まったく平凡な言葉しか返ってきませんでした。
聞き方の工夫で多少は改善されるかと思いますが、私が何度か試した結果、やはり「平凡な」言葉が提案されただけでした。
このように、創造的(かつ有用)な結果を期待するのは、難しいと感じました。
3、小規模事業者様にとってChatGPTの「リスク」
このChatGPTですが、「平気で間違ったことをいう」という特徴もあります。
わからないなら、「わからない」と返してくれれば良いものの、まったく見当違いの情報を平気で返してくるので要注意です。
今日は「ChatGPTは小規模事業者に有用なのか?」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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