今日は「とりあえず様々なWebツールに触れてみる意味」というブログです。
中小企業様(小規模事業者様、店舗様など)にWeb活用のコンサルティングをしています。
多くの事業所様に、様々なツールのご紹介をしています。
その「様々なツールをご紹介する順番」、つまり実践していただきたいツールの優先順位は、その中小企業様の、以下のような要素を勘案してご提案しています。
1、業種に応じて最適なツールをご説明する
※業種ごとの優先順位は、書籍『Web集客の超基本 あなたに最適なツールで、効率よく売上アップを叶える常識64』でご説明しています
2、経営者様が積極的にそれをやりたいとおっしゃるのであれば、まずそれをご説明する
ご相談開始時点で「2」がはっきりしているケースは、じつはあまり多くありません。例えば「最近、Instagramのセミナーを受けて大変興味を持ったのでInstagram活用について教えてほしい」のようなケースは、例えばご相談が20件あって1件くらいです。
むしろ「様々なツールがあるのは知っているが、自社にとってどれをやるべきか判断がつかない」というケースが圧倒的に多いように感じます。
※だからこそ、上記書籍を執筆したという経緯があります
そこで、業種に合ったツールをいくつかご提案させていただきますが、そのあとの経営者様の行動を拝見していると、必ずしも私が提案した順番(優先順位)で行っていないというケースも多いです。
「提案した順番ではなくて、けしからん」ということではありません。じつはむしろこれが自然なことであると私は理解しています。
この、Webツールの実践の順番や優先順位を左右するのは、実務的には「経営者様の興味関心」に大きく左右されます。
例えばある店舗様に「Googleビジネスプロフィール」を優先ツールとして進めたとしても、経営者様の中では「SNSが好き…」という気持ちがあれば、Googleビジネスプロフィールをあまり整備活用せずに、InstagramやTwitterをやり始める。ということも多々あります。
これは私の持論ですが、
・Web活用は、つまるところ「コツコツ長く取り組むことが最善」である
・そのためには「楽しく」できるツールを早く見つけることが大切
というものがあります。
要するに、経営者様にはまず、とりあえず様々なWebツールに触れてみていただき、ご自身が興味を持てそうなツールをまず見つけるということを強くお勧めしたいと思っています。
ただし、それが業種別に考えたときに合理性を欠く選択であれば「集客」という観点からは効果を発揮するのが難しくなる可能性もありますので、くれぐれも「業種別に向いているツールがあること」「ツールを使い分けること」は常に念頭に置いていただきたいと願っています。
今日は「とりあえず様々なWebツールに触れてみる意味」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
≫書籍『Web集客の超基本 あなたに最適なツールで、効率よく売上アップを叶える常識64』をぜひご高覧ください