今日は『弘前商工会議所様「小さなお店・会社のためのDX導入・入門」セミナー出講報告』というブログです。
昨日、青森県の弘前商工会議所様にてDXセミナー講師を務めさせていただきました。
弘前は4年半ぶりでした。
小規模事業者様向けにて「DXセミナー」が行われることは多くなっています。
しかしながら現実的には、DXセミナーというタイトルで募集をかけても、なかなか人が集まらないという現状もあります。
それはおそらくDXという言葉の持つ「とっつきづらさ」がそうさせているのかと思っています。
もちろん、参加者の多寡ではなく、せっかくご参加いただく皆様に対してDXについてしっかりとお伝えしていくということは重要ですが、「そもそも参加者が少なければ、伝えるべきかたに、伝えるべきことも伝わらない」ということになりかねません。
永友事務所ではこれを踏まえて、「お客様目線での情報発信」という切り口でDXセミナー講師を出講させていただいています。お客様目線のワークを交えて進めます。
ざっくばらんに言えば、小規模事業者様はDXそのものではなく「ホームページやチラシ、看板などがお客様にいかに伝わるか」ということに強い関心をお持ちです。
このお客様目線という考え方は、経済産業省がいう「DXリテラシー標準」(DX時代の、企業、スタッフの心掛け。心の持ちよう)における「顧客起点での発想」ということにも通じています。
ここでいう「顧客」とは「お客様、つまり消費者」ということだけでなく、「ユーザー」もっと換言すれば「従業員、取引先」ということを指しています。
ホームページであれチラシであれ口頭での営業トークであれ、「お客様目線」でないと伝わらず、独りよがりな施策実行になってしまいます。独りよがりな施策は生産性も低いことでしょう。
またいわゆるITツール/サービスを導入するとしても、顧客、ユーザーの実態や便益に適ったものでないと意味を成さず、また逆に生産性を下げてしまう可能性すらあります。DXは「まずユーザーのことを考える」こと(顧客起点)が重要だと思います。
私はこの「お客様目線」という切り口で、事業者様にDXを感じていただき、実際の取り組みの端緒になるきっかけ作りをしたいと思っています。
「お客様目線とは何か」「何をどう考え、表現するのがお客様目線なのか」について、永友事務所ではこれからも探求していき、それをわかりやすくお伝えし、またセミナーのワークを通じてセミナー参加者様とご一緒に考えていきたいと思っています。
今日は『弘前商工会議所様「小さなお店・会社のためのDX導入・入門」セミナー出講報告』というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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