さて今日は「話し言葉検索(自然文検索)対応としてのブログ」という記事です。
私のセミナーを受けてくださった皆様は、永友がやたらと「ブログに取り組むことの重要性」を強調していたのを覚えてくださっていると思います(だと良いのですが…)。
ブログ、もしくはホームページ内のコラム的コンテンツは、中小企業ウェブ活用に於いて欠かすことができない、いやむしろ最重要なツールです。特にBtoB企業様やサービス業様ではブログは欠かせないでしょう。
その理由は多岐にわたりますが、「話し言葉検索(自然文検索)の対応として優れている」という点も挙げられます。
以前ですが、長男(当時小学5年生です)が理科の授業で先生から
「川に『おがくず』を流した時に、分かることは何ですか」
という問いがあったそうです。
答えとしては「湾曲の外側では『おがくず』の流れが速く、反対に湾曲の内側では『おがくず』の流れが遅いことから、川の流れも場所によって速さが違うことが分かる」というようなことが趣旨だと思うのですが、その前に、
「先生、『おがくず』って何ですか?」
と質問した児童がいたそうです。
「おがくずを知らない子がいるんだね。君は『おがくず』って分かるかな?」
と息子に聞いたところ、「わからない」とのことでした(苦笑)。
そのやりとりはともかく、そういった「単語そのものを知らない場合は話し言葉検索(自然文検索)で調べる可能性も高い」ということは言えるでしょう。
私は息子に、
「街中に材木屋さんがあるのは知っているよね。材木屋さんが木を切ると、ゴミみたいな木のカスがきっと出てくるよね。あれが『おがくず』だよ。カブトムシを飼う時に入れるフカフカしたやつだよ」
と説明しました。
例えばこういうとき、おがくずを知らない息子(とか、おがくずを知らないひと)は
「カブトムシを飼う時に入れるフカフカしたやつ」
「生きた海老を買うと下に入っているもの」
「木を削ったときのゴミみたいなやつ」
などで検索するでしょう。単語そのものを知らなければ、「飼育マット」「大鋸屑」などの単語で検索することはないのです。
単語を多用した説明調のホームページでは対応が難しい「話し言葉検索(自然文検索)」対応として、「ブログ」を始めて継続的に運営していくことは、長く経営者様の力になると思えてなりません。
今日は「話し言葉検索(自然文検索)対応としてのブログ」という記事でした。
いつも最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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