こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
最近は、中小企業診断士の先生とご一緒にお仕事する機会が目立ってきています。
ご存知の通り中小企業診断士の先生は「経営」のプロで、経営コンサルタントの唯一の国の資格です。
中小企業診断士の先生が中小企業様にコンサルティングし、その際に「ホームページの改善」というテーマになった時に、永友が呼ばれるような感じです。
私自身は中小企業診断士の資格がないので、ある意味で中小企業診断士の先生も私に対して気兼ねも気負いも遠慮も必要ないので、自然とご用命いただくことが多いようです。
逆に、私の方から中小企業診断士の先生や、ITコーディネーターの先生をご紹介することもあります。もちろんホームページ制作会社様、デザイン会社様もご紹介します。
さて今日は「恵方巻の本質とは?」というブログです。
先日、近所のスーパーに恵方巻(えほうまき)のチラシが置いてありました。
2月の節分に、ある方角に向かって、誰とも話さずに、しかるべき巻き寿司をかぶりつくと幸運が訪れる…というものです。
数年前に登場(というか私自身が初めて認識)したときから、
「バレンタインデーのように、商業者がプロモーションのために考え出したものだな」
という感じがアリアリだったので、消費者の立場ではすごく冷めた目で見ていました。
しかし最近では、
「どこかの神社で祈祷していただいた海苔を使用した恵方巻」
「入手困難な本鮪を使用した恵方巻」
「史上最高に歯切れが良い恵方巻」
「揚げ物が入った恵方巻」
「恵方巻というか、通常のロールケーキだろそれは!!」
という感じの恵方巻が数々登場し、もはや企画者の意地のぶつけ合いの様相を呈していて、逆に楽しめる心境になってきました。
しかし、消費者の立場では買おうという気は一切起こらず、依然として冷めた態度で過ごしています。
そんななか、家人がその恵方巻のチラシをしげしげと眺め、
「今年はどの恵方巻にしようか」
などと検討を始めてしまいました。
私「恵方巻なんて、買わなくていいよ」
家人「なんで。せっかくの機会なんだから」
私「踊らされているだけだよ」
家人「幸せになるよ」
私「幸せと恵方巻は全く関係ないから」
家人「妖怪ウォッチ恵方巻が良いかな」
私「だから要らないってば」
このような平行線をたどっていると、家人から本質を突いた発言が飛び出しました。
家人「だって、恵方巻買うと、楽なんだもん」
はい。これが恵方巻の本質です。
恵方巻という機会に乗じて、食事作りを一度パスできるのです。
持ち帰り寿司と同じように、調理から片付けまでの家事をしなくて済む。
口には出さずとも、あるいは表面上そう思わなくても、これが恵方巻が流行る本質的な理由だと思います。「ラクできる」というのは、消費者にとってものすごく大きいベネフィットですよね。
もっとも、恵方巻オンリーで食事(その多くは夕食になると予想されますが)を済ます訳ではないでしょうが、特に我が家のような共働き世帯は、用意するおかず類の品目を減らせることは間違いないですし、確かに大きな魅力です。
私は家人の一言で、恵方巻を買うことを決意しました。
「史上最高に歯切れが良い恵方巻」にしようか、あるいは妖怪ウォッチ恵方巻にするつもりです。
今日は「恵方巻の本質とは?」というブログ記事でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
posted by わかりやすいコンサルタント at 14:48|
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