こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。
今日は青森県にてセミナー講師です。先日、早くも降雪があったそうですが、どれくらい寒いのかドキドキしています。
さて今日は「説明会のトークに関するアドバイスをさせていただきました」というブログです。
以前からご縁をいただいている、ある学習塾様のホームページコンサルティングに伺った時のことです。
「永友さん、当塾では入学説明会(体験学習)を重要視しています。入学説明会(体験学習)で校長が説明をするのですが、その反応がマチマチで、また当塾が期待するリアクションと違う反応もあり、とても悩んでいます。
また、言いたいことがどんどん増えてしまい、説明の時間がどんどん長くなってしまいます。
いまからその説明(プレゼンテーション)を実演しますので、永友さん、ぜひ客観的な視点でのアドバイスをお願いします。」
という趣旨のご相談でした。
つまり、
・入学説明会(体験学習)の説明は、わかりやすいか?
・入学説明会(体験学習)の説明で、冗長な部分(割愛しても問題ない)部分はどこか?
・入学説明会(体験学習)の説明で、一番印象に残った(心が動いた)部分はどこか?また、その理由は?
・入学説明会(体験学習)の説明で、説明方法自体(話し方、話す順序、資料の見せ方)で改善すべき点はあるか?
・入学説明会(体験学習)の説明で使うパワーポイント資料は、内容が妥当か?
という点について、
・「わかりやすさ」の観点
・メッセージのズレ、ムダ、モレの観点
・講師歴10年以上の観点
・一般消費者の視点
においてアドバイスが欲しいというリクエストでした。
こういうとき、「滑舌の良さ」「声の大きさ」などは本筋に関係ありません。
・説明の順序(エピソード→全体像→エピソード含む各論→行動への誘い→根拠提示)
・バックストーリーの挿入(人間性、想いの伝達)
・交えるエピソードとそのタイミング、具体性
・パワーポイント資料の利用頻度(ずっとパワーポイント資料を説明するより、時折その資料を外れてトピックを混ぜる、など)
・パワーポイント資料そのものの作り方(アニメーションを多用しすぎない。また、強調はここぞというところで使うからこそ強調できる、など)
・客いじりのタイミングと頻度
などについてアドバイスをさせていただきました。
「永友さん、いままではお客様に感想を伺っても口ごもったりしてハッキリとした感想を頂けませんでした。また、社内の人間だけで検証することも難しく、こうやって中立客観的にアドバイスをいただけるのは貴重です」
という感想をいただきました。
「同業者がいない『異業種交流会』『勉強会』などでお互いの『説明話法』をアドバイスしあう」ということも、効果的かもしれませんね。
今日は「説明会のトークに関するアドバイスをさせていただきました」というブログでした。