講演(セミナー)、オンラインセミナー講師/記事寄稿/コンサルティングのご依頼はホームページコンサルタント永友事務所までお気軽にお問い合わせください。
2002〜2024年セミナー講師実績・予定一覧≫
お問い合わせフォームでのご連絡≫
Facebookページを見る≫
Twitterを見る≫
Amazonで今日使えるクーポン一覧≫
LINE公式アカウント友だち追加≫

2024年04月17日

ホームページの『動線』と『導線』

こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。

以前のことですが、山口県の平生町商工会様を訪問し「ホームページとブログの営業力を高める方法」セミナー講師をさせて頂きました。
日曜午後にも関わらず、青年部員様を中心に、熱心な受講生様にお集まり頂きました。

セミナー中も質問が出るなどとても活発な講習会でしたが、

「資料の中に『動線』という言葉が出てきましたが、Webサイトでは『導線』と書くものだと思っていましたが、どちらが正しいのでしょうか?」

という鋭い質問がありました。

ホームページ(Webサイト)における動線(導線)は、

・リンクを張り次のページへ誘(いざな)うこと
・進んでほしいページへのバナー(ボタン)を目立たせること
・続きを読みたくなるような文章表現にすること

など、ユーザーに特定の閲覧行動を促すようにする工夫全般を指します。

「ということは、ある行動に導くから『導線』では?」

と考えるかたも当然いらっしゃり、その判断も正解だと思います。

一方、「ユーザーがページをどんどん動いて閲覧していくから(ページ遷移していくから)『動線』では?」と考えるかたも当然いらっしゃり、その判断も正解だと思います。

要は、「どちらも厳密な違いはないのだから、『動線』でも『導線』でもどちらでもよい」というのが、実務的な理解の仕方だと思います。

仮にそれぞれの言葉で厳格で明確な違いがあり、誤用すると文脈上の誤解を生むようならば書き分けるべきですが、読んでいるほうが同じように理解するなら「どちらでもよい」と考えるべきでしょう。

なお私は、

・動線(導線)

と書いたり、あるいは資料等では割り切って『動線』に統一して記載しています。

今日は「ホームページの『動線』と『導線』」というブログでした。いつも最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
書籍のご紹介です。〉Web集客の超基本 あなたに最適なツールで、効率よく売上アップを叶える常識64
posted by わかりやすいコンサルタント at 18:58| ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月10日

禁煙と喫煙は似ている

こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。

今日は「禁煙と喫煙は似ている」というブログです。

私はタバコを吸いません。
出張などでホテルを予約する際は、絶対に「禁煙」ルームを予約します。

しかしホテルの予約ページなどでプランが列記されているときなど、

【禁煙スタンダードシングル朝食付き】
【喫煙スタンダードシングル朝食付き】

などの記載があったりするので迷うことがあります。

この場合は、漢字だけでなくタバコにバツが付いたようなマークを併記するとか、

【禁煙スタンダードシングル朝食付き】
【スタンダードシングル朝食付き(喫煙可)】

など見た目で分かりやすく「分けて」表示をしてくれたほうが親切なのになあと感じることがあります。

貴社のホームページでは、商品やサービスが列記されているときなどでは、わかりやすい表示になっていますか?
今一度確認をしていただければ幸いです。

今日は「禁煙と喫煙は似ている」というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
≫お陰様で第5刷!【書籍】Googleマイビジネス 集客の王道 〜Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール
posted by わかりやすいコンサルタント at 07:00| ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

出来ていますか?「文末での誘(いざな)い」

こんにちは。わかりやすいホームページ相談・永友事務所の永友です。

先日から、埼玉県の秩父市雇用創造協議会様での「Web活用セミナー」がスタートしました。
秩父市内の多くの事業所様にお集まりいただいて嬉しいです。

第一日目は「全ての業種に通じるWeb活用の基礎」というテーマでした。

そこでは様々な要点をお話させていただきました。その中のひとつに「文末での誘(いざな)い」というポイントがあります。

これまで17年間、中小企業様のホームページ運営の現場を見て来た者として、「文末での誘(いざな)い」が足りないなと感じることが多いです。

ホームページは、スマホで見てもパソコンで見ても縦長です。

多くは、写真とともに「文章」にて、当該企業・商品の良さを語っているはずです。

で、読み進めて目線がコンテンツの「最後」に至っているとすれば、それはある程度「熱心に」読んでくれたということになります。

途中でページを閉じる(もしくはGoogle等の検索エンジンの検索結果ページに戻るという)選択がありながら、そのコンテンツを最後まで見てくれたとしたら、やはりある程度「熱心な」ユーザーと考えて良いでしょう。

その「熱心な読者」が見ている箇所、すなわち「文末」で、唐突に説明が終了しているホームページ/ブログがまだまだ多いように思います。

商談を始めて、話の最後になんらかの「クロージング」は入れますよね。
同様に、ホームページ/ブログも、文末で「クロージング」をしないと、もったいないですよね。

ホームページにおけるクロージングは、必ずしも直接的な内容(購入を促す等)でなくても構いません。

・連絡先を載せる
・関連するページをさらに見てもらう(リンクする)


このようなソフトなクロージングもあり得ます。

あなたのホームページでは、文末が唐突に終わってしまっていませんか?今一度、見直してみてください。

今日は『出来ていますか?「文末での誘(いざな)い」』というブログでした。いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
≫永友事務所のセミナー(永友が講師を行うセミナー)は、このような地域で行われます
posted by わかりやすいコンサルタント at 06:00| ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月24日

社長挨拶と施工実績はどちらをメニュー左側にすべきか

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

アクセス解析データを見ていますか?毎日でなくてよいので、週に1度は確認したいですよね。
そこには、ユーザーの生々しいニーズ(商売のヒント)が隠れています。
昨日もアクセス解析データを踏まえて、永友事務所のページの新規追加と改善を行いました。

さて今日は「社長挨拶と施工実績はどちらをメニュー左側にすべきか」というブログです。

ホームページをパソコンで見た場合に、多くの場合はトップページ上部に「横並びのメニュー」がありますね。
このトップページ上部に「横並びのメニュー」があるというのは日本だけでなく、世界中のホームページもだいたいそうなっていると思います。人間工学に基づいたカタチなのでしょうね。

さてその「トップページ上部にある横並びのメニュー」(グローバルメニューとかグローバルナビとか大メニューとかメインメニューとも言いますが)ですが、どのメニューのアクセスが多いかご存知でしょうか。

もちろん決まりはありませんが、経験上、左側から順にアクセスが多くなります。これはアクセス解析をすると分かります。
横書きのホームページですから、必然的に左上から見てしまいますよね。

言い換えれば、ホームページ運営者の立場では「メニューの左側が大事な箇所」ということになります。

では「社長挨拶と施工実績はどちらをメニュー左側にすべきか」は、お判りでしょうか。

もちろん自由ですが、私なら施工実績のほうを、より左側に置きます。なぜなら、お客様の立場では社長挨拶より施工実績のほうが関心が高いからです。

よほど、アーティストや有名人などでない限り、その「主催者の挨拶(意見表明)」は見たいとは思いません。あくまでもメインコンテンツを補完する内容ですよね。

お客様が見たいのは、「で、あなたの会社は私に何をしてくれるの?(私はどんなふうにハッピーになれるの?)」ということ。それをまず確認したいんですね。

ですので、メニュー左側から「社長挨拶」とか「会社概要」を並べるのは、そのホームページ制作者のセンスを疑ってしまいます。

お客様が見たいことを優先的に情報提供し、自社に興味を持ってもらいたいですね。今日は「社長挨拶と施工実績はどちらをメニュー左側にすべきか」というブログでした。狭義に「社長挨拶と施工実績はどちらをメニュー左側にすべきか」を考えたかったのではなく、「お客様目線になっていますか?」ということを問いたかったブログです。
いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
≫永友事務所ご相談事例を見る
posted by わかりやすいコンサルタント at 08:26| ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

ロゴ周りに「タグライン」を記載する意味

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

夏休みに入り、子供たちの元気な姿が間近に見られるようになりましたね。
地元藤沢では昨日まで「遊行の盆」というイベントが行われていて、盛大な盆踊りや屋台など、お祭り気分を味わうことが出来ました。

さて今日は『ロゴ周りに「タグライン」を記載する意味』というブログです。

ホームページコンサルタント永友事務所の現在のホームページ( https://www.8-8-8.jp/ )には、ページ左上に「永友事務所」という表記があります。これはメイリオという標準的なフォントで作った画像なので、「ロゴマーク」というほどではないのですが、いわゆるロゴマーク的意味合いの画像です。

この上部に、小さく「『わかりやすい』ホームページコンサルタント」という記載があります。
このような、「ロゴマークの周りでウリを訴求する文言」のことを「タグライン」といいます。

「タグライン」は、あったほうが良いと思います。というのは、タグラインが無い場合、ぱっと見で何屋さんか分からないおそれがあるからです。

ロゴマークを見ても、ぱっと見で何屋さんか分からない場合、そこで直帰してしまう可能性があります。直帰とは当該ページを見ただけで他ページに移動せずそのまま帰ってしまうことをいいます。ホームページ運営者の立場から言えば、直帰は一番避けたいことですよね。

このブログでも何度もお伝えしていますが、ホームページは原則的に「初見」のひと(新規のお客様)に向けて情報発信するものです。換言すれば、「初見」のひと(新規のお客様)が見て理解できないメッセージは無意味なのですね。

あなたのホームページには「タグライン」がありますか?Web運営はこういう細かいところでジワジワと差が出てきますよ。
今日は『ロゴ周りに「タグライン」を記載する意味』というブログでした。いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
≫永友事務所セミナー予定を確認する
posted by わかりやすいコンサルタント at 08:49| ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

公式ホームページに誘(いざな)う時の2つのポイント

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

昨日は北海道の苫小牧に日帰り出張でした。小売店様のホームページコンサルティングでしたが、真面目なご担当者様と店長様で、今後の躍進がとても期待できるなと思いました。
ジャケットに薄手のジャンパーを羽織って行きましたが、やはり寒かったです。今日の北海道は降雪があるようですね。

さて今日は「公式ホームページに誘(いざな)う時の2つのポイント」というブログです。

ブログやFacebookなどで、文末にて公式ホームページに誘(いざな)うことは多いですよね。

「公式ホームページはコチラ!!>>」

みたいな感じです。

ブログやFacebookなどの文末で関連するページに誘導すること自体、その有用性は私もコンサルティングやセミナーでお話をしていますが、誘(いざな)うときが若干、唐突な感じの事業所様も多いように感じます。

単純に「公式ホームページはコチラ!!>>」と書かれていても、そのリンクを押す動機が思い当たらないんですね。

逆に言いますと、公式ホームページに誘(いざな)う時はその動機を書いてあげたほうが良いんだと思います。
ポイントは2つあります。

(1)「得」を訴える

例えば、
・クーポン情報を掲載!公式ホームページを見る≫≫
・ポイントが5倍になるチャンスクイズは公式ホームページにて!≫≫
という感じです。

しかし「そんなに、得な情報を提供できない…」という事業所様もいらっしゃることでしょう。
その場合は、(2)のパターンです。

(2)新規性を出す(ブログやFacebookで書いていない情報があることを示す)

例えば、
・ブログではご紹介していない店長日記は公式ホームページにて≫≫
・各サービスの人気ランキングとお客様の感想を見る(公式ホームページへ)≫≫
という感じです。

単なる、「公式ホームページはコチラをクリック(はあと)」みたいな誘(いざな)い方は、だんだんと卒業していきましょう。

今日は「公式ホームページに誘(いざな)う時の2つのポイント」というブログでした。いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。
永友事務所ホームページは業種別、ケース別のホームページ改善事例等を掲載しています≫≫
posted by わかりやすいコンサルタント at 20:42| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

商品詳細ページからの、コンテンツページへの動線についての考えかた

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

昨日は大分県の臼杵商工会議所様で「SNS・ブログ活用講座」講師でした。ご熱心な受講者様にお集まりいただき、とても嬉しかったです。
大分駅から日豊本線という路線で臼杵を目指しました。私は各駅停車(普通列車)でお邪魔しましたが、大分駅ではたくさんの特急が行き来しているのが印象的でした。九州は特急が多く走っているのでしょうか。

さて今日は「商品詳細ページからの、コンテンツページへの動線についての考えかた」というブログです。

分かりやすく、例を挙げてお話しします。

例えば梅加工品のネットショップ様で「梅エキス」という商品のページがあるとします。
当然、ネットショップですから「購入する」(カゴに入れる)のようなボタンがあるのは必須です。

そのほか、一般的には、
・製法のこだわり
・原料となる梅の品質について
・生産者の人柄
・梅エキスを使ったレシピや、活用方法
・購入者の感想(お客様の声)
など、購入を促すような情報を併記することが多いでしょう。

ここで問題なのは、例えばそれらの「購入を促すような情報」が、他のページでより詳しく書かれている場合に、その商品詳細ページからその「(より詳しく書かれている)他のページ」(いわゆる「コンテンツページ」)にリンクを張るべきかどうか、という点です。

多くの場合、商品詳細ページから、そういったコンテンツページへのリンクはあまり得策とは言えないと思います。
というのは、例えば既に購入について前向きな感情を抱いていて「購入しようかな」と思っているかたが、そういったリンクを辿ってコンテンツページへ移動してしまい、買う気がそれてしまう可能性があるからです。

商談の途中で、わざわざ部屋を移動し、雑談をするようなイメージです。「いますぐ買っていただく」ということを目的にするならば、ナンセンスな動線と言えます。

しかし、「多くの場合、得策とは言えない」と書いたのは、「場合により、得策である」ということもあるからです。

「いますぐ買っていただく」ことを目的にせず、「自社の考えかたや価値観などをじっくり知っていただく(その後、自然に購入につながることを期待する)」ことを目的にするならば、そういったコンテンツページへ動線を張り、自社のことを知っていただくこともひとつのやりかただと言えます。

つまりは、「そのホームページの目的をどこに置くのか?」によって、動線の張りかたも変わってくるというわけです。
「自社ホームページは、誰に、どうなってほしいためのものなのか?」を再度考えたいところですよね。

今日は『商品詳細ページからの、コンテンツページへの動線についての考えかた』というブログでした。いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。


posted by わかりやすいコンサルタント at 10:03| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

一番知ってほしい情報を一番目立たせていますか

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日はJA大阪広報協議会様の第40回記念総会での講演、『JAホームページを活用した広報戦略について』でお話をさせていただきます。

JA様は地域に根ざした団体様だと思います。農家のかただけでなく、地域住民のかたへの情報提供もしていくわけですから、わかりやすく的確な情報発信が求めらると思います。
JA広報ご担当の皆様はとても重要な任務に就かれているわけですね。少しでもお役に立てますよう、誠心誠意努めたいと思います。

さて今日は「一番知ってほしい情報を一番目立たせていますか」というブログです。

ホームページコンサルタント永友事務所のコンセプトは「お一人でホームページ運営を頑張る経営者様をサポートする」というものです。
中小企業様を訪問させていただいていると、ネット活用(Web活用)についてチームを組んで取り組んでいる、という企業様は極めて稀です。

・社長が自らホームページを作成する
・経理担当者(社長の奥様など)がホームページ担当を兼務する
・若手社員にホームページ運営を一任する
・社長が息子さんにホームページ作成を頼む

という状況が多いようです。

わかりやすく言えば、社内の誰かお一人がホームページ作成・運営についてひとりで悩んでいる、という状況です。
心細く、不安で、何が正しいのかもよくわからず、細かい情報に振り回されます。
私もそうでしたから、痛いほどよくわかります。

ホームページコンサルタント永友事務所は、このような「お一人でホームページ運営を頑張るかた」のお役に立つことを最大のミッションにしています。自らの「本当に心細かったWebマスター時代」の目線なので、ご相談者様と同じ方向を向けるのだと思っています。

さて、特に「お一人で」「ホームページを自作する」場合に、いくつかの特徴がみられます。
その一つが「情報の強弱をつけない(つけられない)」ということです。

極端に言えば、会社案内と、新サービス提供開始のお知らせと、商品一覧と、日常の徒然日記のようなブログが同列になっているような状況です。
ぱっと見、どの情報が一番重要なのか(見るべきなのか)が判断しづらいのです。

この「情報の強弱が付いていない」ホームページは、とても「わかりづらい」という印象を与えます。わかりづらいホームページを見続けるほどお客様はお人好しではないので、わかりづらいと「離脱」(ページを去っていくこと)につながります。

企業側が見てほしい情報を、まずお客様にも見ていただける、そしてその情報がお客様にとって有益な(耳寄りな、目新しい、面白い)情報であれば、お互いハッピーな状況になることでしょう。

では、「一番知ってほしい情報を一番目立たせる」とは、どうすれば良いのでしょうか?
概ね以下のような工夫になると思います。

・他とは違う文字色にする
・他とは違うバナー(ボタン)色にする
・他とは違う大きさのバナー(ボタン)にする
・ページの上部(スクロールせず見られる位置)に掲載する
・「囲み」(枠)で囲む
・「知っていただければ嬉しいが、もし知っていただけなくてもよい」というレベルの情報の掲載をスパッとやめる、もしくは少なくともトップページからは行けなくする

ある意味、どれも当たり前なことかもしれませんが、その当たり前が出来ていないホームページが多いのもまた事実だと思います。

ホームページが分かりづらいと感じたら、あるいはお客様からそう指摘されたら、「情報の強弱」について再度見直してみてはいかがでしょうか。

今日は「一番知ってほしい情報を一番目立たせていますか」というブログでした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

posted by わかりやすいコンサルタント at 10:21| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

誤解を生むボタンの並べ方

こんにちは。ホームページコンサルタントの永友一朗です。

今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで

『誤解を生むボタンの並べ方』

というブログです。


私の仕事は、中小事業所さまのホームページ/ビジネスブログ/ソーシャルメディア
等のメッセージを『よりお客さまに伝わりやすいように』改善をする
助言サポートです。

『伝わりやすさ』の要素は、対象者の明確化、特徴の洗い出し、言葉の選定、
露出頻度向上など様々ですが、いわゆる『ユーザビリティ(使い勝手・動線)
の改善』というのも大事な検討事項です。

初めて行ったスーパー、デパート、イベント会場等で、レジがどこにあるか分からず、
うろうろと探しているうちに怒りが込み上げて購買意欲が萎えてしまった経験は
ありませんか?

中小事業所さまのホームページなどは、極論すれば、”初めての方”に対する
情報伝達媒体です。


リピート率の高いネットショップなど一部の様態を除けば、ほとんどの
Web媒体は”新規顧客を得るための”、つまり”初めての方”にメッセージを
伝えるための道具ですよね。

だからこそ、初めての方にも分かりやすい、誤解のない『ユーザビリティ
(使い勝手・動線)』が必要不可欠なのです。



ここで、ごく個人的な経験をお話しさせてください。

昨年末ですが、ある有名小売チェーンの会員登録をしようと思って
Webサイトを使っていた時のことです。
正確に言うと、店頭で会員の仮登録をしてカードを受け取り、
自宅でその登録を「完了」するために情報を入力している、というシチュエーションです。

氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど、ひとしきり個人情報を
入力した後で、仮登録済のカードの番号(すごく桁数が多い)を入力するシーンです。

入力が終わったので、「次へ」ボタンを押しました。

いや、押したつもりでした。

が、なんと先ほど入力したばかりの個人情報が全部消えていて、

・氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどのたくさんの個人情報
・仮登録済のカードの番号(すごく桁数が多い)

を再度入力する羽目になったのです。


もうお気づきと思いますが、私が押したのは「次へ」ボタンではなく、
「もどる」ボタンだったのです。


でも…


普通、並んで右側にあるのが「次へ」ボタンではないでしょうか?
この有名小売チェーンのWebサイトでは、並んで右側に「もどる」ボタンが
あったのです。

ユーザビリティ

いま、あなたの手元のキーボードを見ていただくと分かるのですが、
「←」は前に戻る、「→」は次へ進む、というように、一般的な使い勝手では
『右方向が次へ進むという意味』だと思います。

誰から教えられることもなく、習慣的に身に付く操作を、『操作の学習』
と言います。

その意味では、この有名小売チェーンのWebサイトは、この『操作の学習』
を反故にする、とてもナンセンスなユーザビリティだと言えます。

こういった、数字に表されない『残念な消費体験』は、競合ブランドと
比較検討されるという大事な瞬間に頭をもたげ、マイナスの効用を
生み出してしまうのですね。


メッセージを『よりお客さまに伝わりやすいように』していく要素は、
キャッチコピーとか、そういうことだけではありません。

『誤解』『思い違い』という馬鹿馬鹿しい要素でお客さまを逃さないように
ぜひあなたのWebサイトを見なおしてみてください。


今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで
『誤解を生むボタンの並べ方』というブログでした。
いつもお読みいただいて、ありがとうございます。

≫動線計画(ユーザビリティ)などセミナー一覧








posted by わかりやすいコンサルタント at 17:58| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

情報の「どん詰まり」を無くそう

こんにちは。「わかりやすいホームページ相談」の永友一朗です。

今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで

『情報の「どん詰まり」を無くそう』

というブログです。

先日、市内にできた大型ショッピングモール『テラスモール湘南』に
行ってきました。

我が家のお目当ては『ボーネルンドあそびのせかい』という施設で、
子どもは冬なのに大汗をかいて遊びまくりました。

一方の私は仕事柄、『テラスモール湘南』のテナントの構成や、店舗動線、
各種インフォグラフィック、標識の情報デザインなどに目が行ってしまいます。

下の写真は、2階中央トイレ前の標識です。
さりげなく『お客様目線』の秀逸な工夫があるのですが、お分かりでしょうか。


情報デザイン


”2階中央トイレ前の標識”にも関わらず、2階にある他のトイレも
案内
していますね。

・多数の来店が見込まれる大型ショッピングモール
・家族連れ(子供連れ)が多い

こういう条件から、

・2階中央トイレが混雑している時に、代替になるトイレがあることと、
その位置を示す

ことは、まさに『お客様目線』の秀逸な工夫ではないでしょうか。

この『お客様目線』の秀逸な工夫が、クレーム(顧客不満足)を減らし、
全体の消費体験を豊かなものにさせ、「また行ってみても良いかも」
というリピーター化につながるのですね。


ホームページやビジネスブログの動線についても、セミナーで良く
お伝えするポイントです。

2階中央トイレだからといって、2階中央トイレの案内を出すだけでは、
情報がそこで「どん詰まり」になってしまいます。

同様に、ホームページやビジネスブログについても、

・ある情報を提示したら、次の行動か関連する情報の場所を提示する

というコツを、ぜひ覚えておいてくださいね。


今日は『ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善』のカテゴリで

『情報の「どん詰まり」を無くそう』

というブログでした。ご参考になれば幸いです。

≫2012年1〜3月のセミナー一覧はこちらです


posted by わかりやすいコンサルタント at 09:36| Comment(0) | ユーザビリティ(使い勝手・動線)の改善 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢972-1-1209
 Copyright (C)ホームページコンサルタント永友事務所 All Rights Reserved.